「旅」のことのはぐさ

タイトルの「ことのはぐさ(言の葉ぐさ)」とは話題のことです。旅の話題を幅広く掲載したいと思っています♪

【目次ページ】ラオス ルアンパバーン旅行記

世界中の観光客から、ラオスの古都「ルアンパバーン」が大人気ということで、行ってみました。発展途上国ラオスって、どんなとこなの?とビクビクしながらの、訪問でしたが、

実際に行ってみると、「人」良し、「食べ物」良し、「景色」良しの楽しい旅行になりました。交通機関の整備とトイレの整備が遅れているのが欠点ですが、それ以外は問題なく、楽しい旅行となりました。

個人的ランキングで「ラオス」は、面白かった旅行先No. 1です。首都ビエンチャンには、この旅行とは別に、タイ・バンコクから寝台列車に乗って訪れました。

はじめに

 

1日目

関西国際空港クアラルンプール国際空港(ターミナル2)〜クアラルンプール駅

 

2日目

クアラルンプール国際空港〜ワットタイ国際空港(ラオスの首都「ビエンチャン」の空港)

ワットタイ国際空港〜ラオス国立博物館

ラオス国立博物館ビエンチャン市街地(ナンプコーヒー、旅行会社)

ビエンチャン(マッサージ、メコン川

ビエンチャン〜バスターミナル〜寝台バス〜ルアンパバーンバスターミナル

3日目

ルアンパバーンバスターミナル〜ルアンパバーン市街地

ルアンパバーンルアンパバーン国立博物館(王宮跡)」
ルアンパバーン「ワット・マイ(お寺)」 
 ルアンパバーン市街地〜ウイスキーづくりの村〜パークウー洞窟〜船上レストラン〜ルアンパバーン市街地

 スローボートで洞窟へ。の〜んびりした旅。

 

 

  

 

ルアンパバーンルアンパバーン レジェンド ホテル」

 

ルアンパバーンレモングラス サラ トラディショナル マッサージ」

 

ルアンパバーンDelilah’s(レストラン)」

4日目

ルアンパバーン「クリーニング」 

ルアンパバーン「ワット・シェントーン(お寺)」
  ルアンパバーン「ワット・セン(お寺)」

5日目

ルアンパバーン「托鉢」

 

ルアンパバーン郊外サイクリング

 

 

 

ルアンパバーン「ソンパオ」

6日目

ルアンパバーンビエンチャン(寝台バス)

7日目

ビエンチャン郊外サイクリング

ビエンチャン「ワット・ホー・プラケオ(お寺)」

 

ビエンチャン「タートダム」〜ワットタイ国際空港

 

ふりかえり

 

関連情報

ビエンチャン

タイノンカーイ〜ビエンチャン 

ビエンチャン〜ウンドターニ(国際バス)
ビエンチャン「タートル・ルアン(仏塔)」

 

【クアラルンプール】マレーシアの歴史を学ぶことができる、クアラルプールの国立博物館と都会のど真ん中に広がる巨大な庭園、レイクガーデン。

マレーシアの国立博物館。その名も単純に「National museum」です。マレーシアの歴史に関する展示を主としており、マスジッドネガラのそぐそばにあります。

クアラルプール駅、KLセントラル駅から徒歩で行けます。

(KLセントラルから、距離は近いのですが、道がわかりにくく、ちょっと危険な車道の横断もあることから、あまりおススメはできません。クアラルプール駅から行った方が、安全でわかりやすいと思います。)

f:id:hino0526:20160808192613p:plain各国の国立博物館と比較するとささやかな規模。

国家の威信をかけて巨大な博物館をつくるあまりに、脈絡がなくなってしまい、何でも揃っているけど、テーマがないので、ただ行って見ても面白くないということが多いです。

原始時代からはじまり、イスラム教の伝播、ポルトガル・イギリスによる植民地時代。

そして、日本軍による占領時代の展示もあります。陸軍の自転車部隊の自転車などや悪名高い軍票などが展示さていました。

その後、イギリスからの独立と経済発展の歴史と続いていきます。

屋外には昔の交通機関、ケーブルカーや電車、車が飾ってあります。

しかし、クアラルプールにあるマレーシア国立博物館は、歴史展示に内容を絞っており、しかも歴史の流れにそってわかりやすく展示されているので、マレーシアの歴史に詳しくない人でも気軽に楽しむことができる内容になっています。

都会の中にある巨大な庭園、レイクガーデン

敷地の横からは、レイクガーデンという巨大な庭園に向かうことができます。ここはとっても立派で素敵な庭園なのですが、地元の人には人気がないのか、いつもがらんとしています。

熱帯の植物が美しく配置されており、さすがイギリス植民地だなあと感じさせる出来になっております。手入れも行き届いており、熱帯の植物を楽しむことができるので、あわせて訪問してみてください。

国立博物館から近い位置に、珍しいフルーツの樹木を植えたエリアがあります。さらに北側に行くと、当地を代表する樹木であるTembusu Treeという木の周りをウッドデッキによる散策が楽しめます。結構、ワクワクしますよ。

レイクガーデンと言われる通り、大きな池があります。この池の周りが本当に綺麗なんですよ。セントラル駅付近のビル街をバックに。

自転車のレンタルやトラムもあるので、じっくりと回りたい人はこちらの利用も考えてみるといいでしょう。

園内の写真をいくつか続けてお楽しみください。

 

日差しが強いので、日焼け止めと帽子を忘れずに持って行った方がいいでしょう。

敷地内には、国立プラネタリウムとバードパークもあります。

information

国立博物館"National Museum of Malaysia"

入場料:5リンギット

電話番号:03 2267 1111

営業時間:9:00-18:00 

場所:Department of Museums Malaysia, Jalan Damansara 50566, Kuala Lumpur, Malaysia

公式サイト(英語・マレー語):http://www.muziumnegara.gov.my/

レイクガーデン”Perdana Botanical Garden”

入場料:無料

電話番号:03 2617 6404

営業時間:7:00-20:00

場所:Tun Abdul Razak Heritage Park, Kuala Lumpur 50480

公式サイト(英語):http://www.klbotanicalgarden.gov.my/

 

次はどこへ行こう

徒歩圏内です。セントラル駅から、レイクガーデン・国立博物館へ行くのは、立体道路の車道を横切る必要があるのでオススメしないです。(車の通りは多くないですが、お子さんを連れてとなると厳しいと思います。)クアラルプール駅からでしたらそれほど危険な場所を通ることなく、行くことができるので、駅舎を観光がてらクアラルプール駅から行くのがオススメです。


クアラルプール駅の目の前にあるので、あわせて訪問するといいでしょう。巨大なモスクは見ごたえ抜群です。お参りの時間帯は入れないので、事前に時間をチェックしてください。

 

【クアラルンプール】懐かしの赤いまるちきり、SOGOクアラルンプール店

LRTの"Bandaraya"駅前に、懐かしい赤い「まるちきり」のSOGOロゴを掲げるデパート。

もともとは、そごうグループの39番目の店舗として、1994年に設立されました。今は、無くなってしまいましたが、ペナンそごうが1989年に設立されていましたので、マレーシアでは2番目の店舗となります。

※ペナンそごうは、現存しません。

そごうグループの傾きとともに、現地資本へ売却され、「そごう」の名前を借りたフランチャイズ店として、運営しています。

そごうの海外出店方針は、他のデパートが日本人観光客の現地購入をターゲットしていたのと異なり、地元密着型を目指していました。他のデパートが日本人旅行観光客をターゲットにし、バブルの崩壊とともに撤退の憂き目にあったのとは対象的に、資本関係は失われてしまったにも関わらず、香港そごうや台湾の太平洋そごうと同じく、現地の人に愛されるデパートとして各国それぞれの道を歩んでいます。

資本関係こそ失われたものの、ブランド戦略としては、そごうの目指したものは正しかったのでしょう。


さあ、実際のそごうクアラルンプール店に行ってみましょう。

懐かしい、そごうのロゴ。赤いまるちきり。もともとは家紋らしいですが、かっこいいですよね。世代を超えて通用するデザインだと思います。

「ちきり」というのは、機機の部品の一つらしいです。もともと呉服屋さんですのったりの家紋ですね。板と板をつなぐ同じような形をした部品も「ちきり」と呼ばれています。現在では、機織り機はなくなっているので、普通は板と板をつなぐ部品の意味となっています。

うちもこのぐらい素敵な家紋だったらいいのになあ。(ご先祖さま、ごめんなさい。)

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地元の人が多く、伊勢丹とかと比較すると庶民的な雰囲気の百貨店です。だからこその面白さもあり、お土産やTシャツとかはここで購入しています。

マレーシアでしか、買えない商品をゆっくり値札付きで買い物が楽しめるのが魅力です。値段も結構安いですし、頻繁にセールをやっています。

緑の筆記体のロゴも併用されています。クアラルンプール店独自のロゴなのかな?日本では見たことがないような気がします。

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内部は中心が吹き抜けになっています。昔のそごうだったら噴水とかになっていると思いますが、ここではセール会場になっています。繁盛していますね。

地元の人がほとんどで、どちらかと言えば庶民的な雰囲気です。

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天井はマレー風の飾り付け。日本のそごうのけばけばしいシャンデリアよりも品がいいような(笑)

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別の時期の様子です。雰囲気がさわやかですね。ここの吹き抜けから下を眺めるのが好きです。

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おすすめなのが最上階。フードコートになっており、安く食事を済ませることができます。だいたい10リンギット代で1品頼めます。一人ならそれにドリンクをつければ十分です。デパートの中なので衛生面でも安心できるのが嬉しいところ。

ちなみに、ラマダンの時期でも営業していますが、昼に行ったらほぼ誰もいませんでした(笑)。それでもほとんどの店舗は営業しています。

どこか、古き良き「そごう」的ななつかしさを感じる「そごう」の食堂(レストラン)もあります。日本食も出るので、日本料理が食べたい場合にもオススメです。このあたりは、おそらく開店当時から変わっていないのでしょう。

下の食料品買いではマレーシアらしいものを安心して購入することができます。地元らしさと古き「そごう」らしさの両方を楽しめる、そごうクアラルンプール店、個人的にオススメです。

日系デパート感、丸出しの伊勢丹よりも、みんなに愛されている「そごう」の方が私は好きです。

Jalan Tuanku Abdul Rahman通り

ここまできたらついでにオススメしたいのが、SOGOの裏手にある"Jalan Tuanku Abdul Rahman"通り。マラヤ連邦の初代の王様の名前(初代首相Tunku Abdul Rahmanとそっくりな名前ですが別の人)から、とられた歴史ある通りです。

マスジッドジャメまで歩いてみると、カラフルなマレーシアの衣料品を横目に楽しむことができます。名古屋という名前のお店もありました(笑)

名古屋の裏にあるマスジッドインディア通りは、小さな衣料品店が軒を連ねており、また違った雰囲気を楽しむことができます。そばにはインド人街もあります。インド人街としては、クアラルンプールセントラル駅の

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植民地時代から残るコロシアムカフェとコロシアム映画館

また、クアラルンプールで最も古くから栄えた通りらしく、植民地時代の建物もいくつか残っています。有名なのが、名古屋の斜め向かいあたりにある、コロシアムカフェとコロシアム映画館。

コロシアムカフェは、1921年オープンした、クアラルンプール最古と言われるカフェ。曇りガラスでちょっと入りにくいドアですが、中に入ると気さくな雰囲気です。ドリンクだけなら10リンギット以下で済ますことができます。

下のホームページにメニューが載っていますので、参考にしてみてください。

Coliseum Cafe

 

看板が小さいので、気をつけていないと気がつかず通り過ぎちゃいます。映画館はわかりやすいので、SOGO側から行く場合は映画館の手前と覚えておきましょう。

コロシアム映画館は、たいへん古い映画館ですが、今でもインド映画の映画館として現役で活躍しています。 

次はどこへ行こう?

歩いて15分程度。ご紹介した衣料品店街の散策を楽しみながら、行くことができます。

Tunku Abdul Rahman Putra Memorial

SOGOからコンパック川を渡ってすぐのところに、「 Tunku Abdul Rahman Putra Memorial」があります。私も行ったことはないので確かなことは言えませんが、徒歩10分程度かと思います。マレーシアの初代首相「トゥンク・アブドゥル・ラーマン」の記念館です。無料ですが、規模はかなり大きいらしいです。

シンガポールを追放したときのマレーシアの首相として有名なラーマン首相は、この人です。首相官邸を改造して博物館にしているみたいです。

この記念館については、日本語情報が皆無に近いので、詳しいことはわかりません。英語情報だとかなり好評みたいなんですが、いかんせん英語は苦手で。次に、クアラルンプールに行くときに、調査してみたいと思います。

Bank Negara駅

SOGOからコンパック川を歩道橋で渡れば、KLコミューターの"Bank Negara"駅に行くことができます。ここから電車に乗れば下記の観光スポットへ行くことができます。

 クアラルンプールの旧中央駅です。コロニアル様式の美しい建物です。そばにはマスジッドネガラ(国立モスク)やイスラム美術館などの見所が徒歩圏内にあります。

 

ヒンズー教の聖地になっている、巨大な鍾乳洞。クアラルンプールの観光地で一番のオススメです。