【ベトナム・ハノイ】天国の様に素敵なハノイの歩行者天国
この記事の続きです。
3日目、まずはホテルで朝食を。かわいいオムレツ。周りについている赤い点々は、甘酸っぱいチリソースの「トゥオンオット」です。見た目だけではなく、酸味の効いた辛味が具材たっぷりの優しい味のオムレツにあっていて、おいしい。
バイキング形式なのでたくさんよそってしまいました。パンがおいしい。
ホテルを出て、今日もホアンキエム湖を目指して散策を開始。明るい中で、聖ヨセフ大聖堂を見学。中に入ってみたかったのですが、今日は開いていない様子。
ノートルダム寺院をモデルに作られたと言われているらしいです。色が黒くくすんでいますが、背の高い塔が荘厳な印象を与えます。
途中でお土産を買おうと見学。ベトナムといえば、傘。ちゃんと売ってました。荷物になるので買わなかったですが、惹かれました。
バイクの通りが少ないなと思っていると、ロータス水上人形劇場の前の道路に柵が、置かれています。湖の周りの道路には車もバイクも一台もいません。
湖の周りが歩行者天国になっていました。毎日、毎日悩まされていたバイクがいないと街歩きが何倍も楽しくなってきます。
道を渡るたびにビクビクしていたのが嘘の様。地元の子供たちも楽しそうに走り回っています。地獄のような交通状況と比べると、言葉通り天国です。
せっかくなので、散歩をすることに。車がいないだけで、昨日までとはまったく違った景色に見えます。車の怖さが気がつかないうちに、心理的な負担になってたんだなあとしみじみ感じました。
歩き始めると、ロータス水上人形劇の裏手に、小さなお堂が。地元の人がお参りに訪れています。若い人も結構多い。
中は木が生い茂っており、都会の涼しげで気持ちがいいです。
動物を模った、像もあります。猫かと思いましたが、白いキツネだそうです。渦巻型の線香がお供えされています。菊は、日本でお供えするものとそっくりです。
あとで調べたところ、リ・タイ・トー(李太祖)王を祀った場所だそうです。
※リ・タイ・トーは廟号で、リ・コン・ウアンと同一人物です。大越の王朝の創始者。ベトナムでは、最初の長期にわたる王朝になったので、ベトナムでは人気があるようです。ハノイをタンロンと名付けて、都を置いた方でもあります。
お堂を出て、ふたたび、ホアンキエム湖の周りを歩いて行きます。ロータリーのところも歩行者天国になっています。ここから街の方は、自動車が走っています。
お腹が空いたので、ガイドブックに載っていたフォーのお店「PHO THIN」でお食事。
テーブルの横では、牛肉をトントンとひたすら叩いて、薄切りにしています。
牛肉の出汁がしっかりと出ていて、それでさっぱりしています。ライムを絞るとよりスッキリしておいしい。おいしかっただけに、小ぶりで量が少し物足りないのが残念。
ふたたび、歩行者天国エリアを歩きます。ほぼ半周ぐらいしました。
歩いて少しつかれたので、休憩。
T-COFFEEというカフェです。人がいたので写真はとれなかったのですが、おしゃれな店内でした。ティーパックも布でできている風で、いいかんじ。
(続く)
関連情報
タンロン遺跡は、ここから徒歩圏内にあります。