【ベトナム・ハノイ】ドンスアン市場とロングビエン橋
この記事の続きです。
暑さのあまり、ホテルで休憩することに。そのまま、お昼寝をしていると、夕方になってしまいました。観光スポットも閉まる時間になってきたので、夕飯が食べれればいいなあと考えながら、地元の人が買い物をするという、ドンスアン市場へ。
ドンスアン市場へ
外国人観光客でも買い物がしやすいと、ガイドブックには書かれていましたが、、地元の人向けのような、衣料品が多く、昼食でも夕食でもない16時という中途半端な時間のせいか食事どころはほとんど閉まっていました。食材を売っているお店はやっていましたが、ほんとに食材だけ。夕食を食べることはできそうもありません。
市場の中心にある建物は、びっしりと衣料品の店が並んでいました。時間的にお客さんの訪れるピークを過ぎているようで、割と落ち着いた雰囲気でしたが、それでも巨大な仕入れの袋を抱えた人や、卸売りなのか、大量に買い込む人、なにもせずにぼんやりしている人、夕飯を買いに来た人、いろんな人が行き交っています。
路地でもバイクがバンバン来るのですが、さすがにスピードはゆっくりめです。市場を出ると、城壁と門がありました。後で調べたところ「東河門」という、18世紀に建設されたタンロン城の城門の一つだったそうです。タンロン城まで2キロ以上ありそうですので、当時のタンロン城が巨大な城であったことをうかがわせてくれます。
下は道路として使われており、バイクがビュンビュン通っています。周りの町と不思議とマッチしており、魅力的です。保護する立場からは難しいのかもしれませんが、できればこのまま整備されすぎずにこのまま残ってくれると嬉しいなと思わせてくれる場所でした。
ロングビエン橋がすぐそばに見えたので、渡ってみようと橋に向かって歩きます。橋の袂まで道路がループ形式で登っています。いったんぐるりと回って、、、、
鉄橋に出ました。年季の入った橋です。バイクの交通量が多く、ビュンビュンと飛ばしてきます。さすがに四輪は禁止のようです。
端っこの歩道を歩くのですが、下が透けて見えます、、。とっても怖い。たまにグラグラしている場所やはじっこが欠けている場所もあります。
やっと川に出ました。隣の橋はとても立派。こっちはオンボロですが、交通量はかなりのもの。ビュンビュンバイクがきます。
鉄橋の上で結婚写真をとっているカップルがいます。柵に囲われているのにどうやって線路に入ったのだろう?しかも、写真を撮っている後、5分もしないうちに、電車が来ていました。命懸けの写真です。
川に出たぐらいで引き返すことに。下に川が見えて、恐怖に負けました。
戻る途中で電車がやってきました。橋のたもとにあった駅に止まるようで、減速していきました。
停車するところが見たいので、急いで駅に。電車が止まると、小さな駅なのにたくさんの人が降りてきて、駅舎の中はぎゅうぎゅうに。意外にも人気のある駅のようです。駅の名前も橋と一緒のロングビエン駅という名前でした。たぶん橋の名前を付けたのでしょうね。
続いて、オペラ座へ行ってみようと、ロングビエンの橋の下から、バスに乗ってみることにします。空港以来のバスの乗車。ドキドキしながら、バス停でバスを待ちます。
(続く)
【ベトナム・ハノイ】Quoc Tu Giam Parkとタンロン遺跡
こちらの記事の続きです。
ホーチミン記念館を見学した後は、再び街中へ歩いて移動。暑くて疲れてきたので、通りがかったカフェでベトナムコーヒーを1杯。ベトナム戦争直後のレイアウトなのかな?バラック風の建物で、ウエイトレスの方が軍服風の帽子とTシャツを着ていました。ラフなのに、おしゃれ。
cong cafe (コンカフェ)というお店です。後で調べてみると若い人に人気のあるカフェチェーンのようで、旧市街にも何店舗か存在しているようです。1980年代の国からの配給された時代をイメージしているようです。中に飾られているインテリアグッズも購入できるのが売りみたいです。
コーヒーが1杯35000ドン(日本円で150円ぐらい)でした。生クリームで星が描かれています。国旗がイメージでしょうか?
日本で飲むと、ベトナムのコーヒーは甘ったるくてちょっとしつこいなと感じていましたが。暑さの厳しい現地で飲むと、疲れがとれてとってもおいしいく感じます。現地の食べ物は現地で食べると美味しくなる現象が発生しました(笑)食事系のメニューはあまりなさそうなので昼食を探しに出発。
適当にテクテクと歩いていくと、踏切の横から線路をふと見ると、線路上を人が歩いています。しかも、にわとりまで。偶然出会いましたが、大人気の観光地「トレインストリート」です。現地に行くまで存在を知りませんでした。
※線路を歩くのは危険との理由で現在は、線路の上を歩くのは禁止されてしまいました。
とても惹かれる場所ですが、とりあえずは昼ごはんを食べようと、そばの路地にあった、麺の店で食事をしました。
揚げた鶏肉がゴロンと入った、スープに麺を入れて料理です。つけ麺に似ています。麺は米粉なのかな、少しぼそぼそしていてビーフンが太くなったような味のない麺です。スープが鶏肉の出汁でジューシーで味が濃いめなので、麺とマッチしておいしいです。つけあわせで、野菜があり、スープの味がしつこくなると、野菜を食べてさっぱりできました。とってもおいしい。ベトナムは料理がおいしいですね。
少し、道を戻ってタンロン(昇龍)遺跡へ向かいます。ベトナムが昔、都を置いていた城で、ユネスコの世界遺産にも認定されています。
ひろーい公園を横切って、お城に向かいます。何かのイベントが予定されているようです。屋外で水上人形劇の準備がされていました。国家記念日とかのイベントらしそうですが、人形劇をそこでもやるのですね。地元の人にも愛されていることが伺えます。
タンロン城の入り口にありました。立派なお城?3階建ての大邸宅です。鳩さんのお尻がふりふり〜。ベトナム風の建物に似せてあり、見事な鳩小屋ですね。見入ってしまいました。
お目当てのタンロン城に到着。黄色い色で塗られた、小ぶりなお城です。石垣の上に、石造の建物が建てられており、いかにもお城といった作りです。
観光客だと思いますが、アオザイ姿の方々が記念写真を撮影していました。日本人らしき方もいらっしゃいました。ハスの花のオブジェが、ベトナムらしい雰囲気です。
そばでアオザイをレンタルできるのかな?歴史を感じられるので、良いフォトスポットになると思います。
お城の横には、ベトナム戦争の司令部があったようで、当時の状況が再現されています。
入ることはできませんが防空壕もありました。金網なので、地下に続く階段ををみることができます。入ってみたい・・・
建物の中は、戦争当時の様子が再現されています。軍用の地図や会議室がありました。ホーチミン主席の写真も飾られています。
公園があつくて疲れてしまったので、いったんホテルに帰ることに、、
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【ベトナム・ハノイ】ホーチミン廟を目指して早朝に出発
この記事の続きです。
ホーチミン廟は、ガイドブックによると平日でも相当に混雑するとのこと。早めの朝9時にホテルを出発、2キロほどでしたのでテクテクと歩いて、ホーチミン廟へ向かいました。
道路を歩いてびっくりしたのが、通勤時間帯の凄まじいバイク行列。
幸にして大きな通りは渡らずに済みました。ホーチミン廟付近は官公庁が多く、だんだんとバイクの量は減ってきました。これが写真です。この道はどうやっても渡れません。
官公庁街は、立派なビルが立ち並んでいました。
ホーチミン廟の前には大きな広場があり、観光客らしき人が並んでいたので、後ろに続いて並びます。10時になったばかりなのに、結構な行列です。ツアーの人が到着してどんどんと行列が長くなっていきます。見た目からの判断ですが、たぶん中国からの観光客が多そうです。ゲートが近づいてくると、添乗員の人がチケットを渡しています。
だ
いぶ並んだ後だったので、チケットをどこかで買ってからくるのかと慌てましたが、ゲートの横にチケットの窓口がありました。無料と書いてあるのに変だなあと思いながらも、ここまで並んだのでお金を払ってゲートの中へ。ゲートの写真です。この場所でチケットも購入できました。
入ってみると「ホーチミンの家」という、ホーチミン主席のオフィスなどの施設でした。目的の場所とは違いましたが、緑の森に黄色い色の品の良い建物が立っており素敵な場所でした。
ホーチミン主席のオフィスは高床式の小さな建物でとても居心地の良い爽やかな建物です。清貧と伝わるだけあって、一国の首席にしては本当に質素な執務室でした。
見学者は多いのですが、順路を外れる人はほとんどおらず、公園のような森の中を静かに散策できました。日本の夏のように暑い日でしたが、木が生い茂っているので涼しく、気分良く散策ができました。ホーチミン首席も毎日、散歩するのが日課だったそうです。
ホーチミンの家を出た後は、改めて目的のホーチミン廟を目指して建物を一周しましたが、入口らしき場所は閉まっていました。時間が過ぎてしまったのか、休館なのか分かりませんが、諦めることに。今回の旅行で行きたい施設1番だったので、なかなか諦めがつかず建物の周りを二周ほどしましたが、結果は変わらず。
諦めて次の施設、ホーチミン記念館へ。こちらはホーチミン主席の生涯をテーマにした施設です。芸術的でパッと見ても意味がよくわからないものも。普通、プロパガンダ系は誰が見てもわかりやすいのが多いですが、ここは抽象的な表現が多く、美術館のようです。フランスの影響とかもあるのでしょうか。社会主義国では珍しい気がします。
1時間ほど眺めて、出てきました。出たところには小さな水上人形劇の劇場が、、、3軒目の人形劇にしようかとも思いましたが、値段や開催時間がわからなかったので、外に置いてある人形を見学しただけに届けました。(今になって、見学しておけばよかったなと後悔しています。)
【続く】