ラオス ルアンパバーン 旅行記 (はじめに)
ランサーン王国の首都として王宮がおかれ、以降のラオス歴代王朝(ときには分立や植民地化にみまわれましたが、)の王宮が設けられ首都として栄えました。
その後、革命がおきてラオスは民主化し、王はいなくなりました。かつての王宮が、国立王宮博物館として開放されています。
たくさんの寺院があり、信仰の都市としての顔もあります。毎朝、早朝に行われている托鉢の儀式は世界的に有名になっています。
だからといって巨大な仏教建築物があるのかというと、そうではありません。タイで言ったら地方都市のレベルの寺院しかなくもし、バンコクに行った方が、何倍も巨大で立派なお寺を見ることができます。
ルアンパバーンの街はとても小ぢんまりしており、日本の地方の県庁所在地よりも小規模な町です。
でも、その小さな町が世界中から観光客を集めています。特にヨーロッパからの訪問者、特に白人の旅行者が多い観光地です。ユネスコの世界遺産にも登録されていました。
何もないのんびりとした雰囲気と、素朴な人々が守ってきた信仰のあり方、そして美しい建築様式が観光客の人気を集めています。
日本でも少しずつとりあげられるようになってきましたが、ラオス自体が観光地としてマイナーであり、ルアンパバーンも有名な観光地とは言えません。
ルアンパバーン空港への直行便はないので、最低1度は乗り換えなければなりません。(韓国からは直行便があるのですが・・)
距離的にはカンボジアやタイとほとんど同じですが、行こうと思うと手間と時間がかかる国です。
私は、関西国際空港からクアラルンプール経由でビエンチャンまでエアアジアを利用しました。
ビエンチャンとルアンパバーン間は、バスだと11時間ぐらいかかります。飛行機もあり、エアラオスの運行する飛行機にのればビエンチャン、ルアンパバーン間は1時間かからず行くことができ、運賃も往復1万円程度と比較的リーズナブルです。
私は、道中で満点の星空が見れる寝台バスに乗ってみたかったのと、飛行機代の1万円すら惜しかったので私はバスを選択しました。
様々な種類の旅行があります。記憶に深く残った旅行は、現地をよくわからないままに、たくさんの交通機関を乗り継いで目的地に訪問した旅行でした。
日数が長くても、一カ所に滞在した旅行は、意外に記憶に残っていません。ルアンパバーンへの旅行も移動をたくさんした旅となり、思い出に深く残る旅となりました。
まずは、ラオス入国までのお話から。
関連情報
ルアンパバーンの話は7話目から 。
ルアンパバーンの地図を作成しました。旅行記とあわせて楽しんでください。