「旅」のことのはぐさ

タイトルの「ことのはぐさ(言の葉ぐさ)」とは話題のことです。旅の話題を幅広く掲載したいと思っています♪

【韓国・大邱】薬令市韓方文化祭りとジンコルモク(長い路地)

 こちらの記事の続きです。

薬令市のお祭り

薬令市韓方文化祭りは、1キロほどある薬令市の通りにイベント用のテントが立ち並び、様々なイベントを開催しています。西側が、初心者向けの韓方や薬令市の紹介コーナーになっていて、商売っ気は少ないです。観光客は西側、博物館周辺が楽しめると思います。

3Dで昔の薬令市を体感できるブースや礼儀作法を学ぶことができるブース、のりを使わず紙一枚で薬を包む技法、石鹸づくり体験など観光客でも楽しめそうな様々な体験ブースが出ていました。

いぐさ?でできた恐竜たちなんてのも、ありましたし。

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東側にあるブースは、本気で売るつけに来ている現地の人向けで、マッサージ機や高級な薬の実演販売。企業ブースなどが並んでいます。朝鮮人参の天ぷらも販売されていました。

私はアトピーと美白に効く石けんを買い、薬草を煎じたお茶を飲みました。石けん、売り場では、スタッフの方が、石鹸の効能について英語で説明してくれ、最後に「ありがとうございました。」との言葉。ささいな心遣いが嬉しかったです。

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韓方のお茶は少しにがい。亀ゼーリーに似た味。いかにも漢方らしいお味です。氷砂糖を山盛りに置いてあり、自分で好きな量をお茶に入れることができます。砂糖を入れると、少しは飲みやすくなりますね。

私以外で飲んでいたのは、全員おじいちゃんでした。(笑)

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長い路地?「ジンコルモク」へ

一回薬令市の端まで行き、もう一度戻って、少し北側にあるこのあたりの方言で長い路地を表す「ジンコルモク」へ。戦前は、この路地に大金持ちの邸宅が並んでいたそうです。そのうち、大金持ちはだんだんと出ていってしまいまい、一時はクラブや居酒屋が並ぶ通りへ変貌したそうです。その後、クラブや居酒屋も出ていってしまい、今ではレトロな建物を活用したレストランがあるとおりになっています。有名なドラマのロケ地となった事で韓国の人たちに名が知られている観光地になっています。

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実際に行ってみると人通りも少なく静かな場所。見どころは戦前からある小児科医院。らしいのですが、白いワンちゃんが、門のところにいて、「わんわん」吠える。ちょっぴり怖くて、ほとんど小児科医院の建物は見ずじまいでした。

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このあたりは古い建物がキレイに整備されていて、レトロながらもおしゃれな雰囲気を醸し出しています。

よくわからない、顔のない人形のオブジェ。枝道の行き止まりにありました。ドラマの記念かな?

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すぐ隣には古民家を改装した韓定食のレストランもあります。

ちょっと楽しくなってきたなと思ったらもう終わり。長い路地と言う名前ですが、300メートルぐらいしかありません。

中央路を渡り、テグ百貨店やコスメショップが立ち並ぶ、若者エリアへ。

(続く)

今回は、博物館から東側を歩きました。

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関連情報 

薬令市の博物館。