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Orient Travels of Hino

【北京】団城から天安門広場を通って門前大街へ(北京旅行記8)

この記事の続きです。 

北海公園で気になる建物を発見

北海を周り、南側の出口へ向かいます。南側には丘の上に一際目立つ円形の建物がありました。入って見たいと思いますが、門が閉まっており入ることはできなさそう。

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これは団城という小さなお城です。「空の庭園」とも呼ばれています。元々は、北海に溜まった泥を積み上げていたらできた小島に由来をしています。民の時代に、整備され現在のような形になりましたが、戦災などで幾度となく被害を受け再建されました。小さい城ながら、湖畔に佇む独特な美しい形を人々が愛していたのでしょう。

団城の入口を発見

心残りながらも入場できずに諦めて北海公園から外に出ると、公園を出てすぐの場所に団城の入口がありました。足が棒のように疲れていましたが、団城の中をどうしても見たくて、力を振り絞ります。

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北海公園とはまた別料金です。(チケット価格は忘れてしまいましたが、2元、5元とかそんなもんだったような気がします。最近の観光ホームページを見ると免費と書かれているのが多いので、無料になったのかもしれません。)

中央にはお堂があり、金色の仏像が飾られています。松の木が多く、公園のような雰囲気。

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内部から見てもこれといった特徴のある建物ではなく、高い塀に囲われているため北海を眺めることもできません。見た目だけなら、北海公園から眺めた団城が一番魅力的でした。

一方であまり人気がないため、落ち着いて観光することができます。売店やベンチもあるので休憩にはもってこい。景山公園と北海公園と観光客がわんさかいる場所が続いたので、静かに休むことができました。(アイスクリームを食べながら30分ぐらいのんびりしてました。)

 天安門広場へ

団城を出て今度は故宮の西側の側面を通って天安門広場へ向かいます。すでに夕方。北海と中南海を隔てる橋を渡ります。ここにもトロリーバスが走っています。

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夕焼けに輝く紫禁城がキレイだったのでパチリと1枚

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天安門広場へ入るに前に小さな小屋があり厳重な手荷物チェックがされています。以前に来たときはこんなの無かったのですが、おそらく2013年の車両飛び込みテロの影響でしょう。地下鉄のセキュリティチェックも、前より少し厳しくなったような気がします。

↓セキュリティチェック小屋

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かなり厳しいチェック体制がひかれており、カバンを開けられて確認されている人もいました。

私もカバンをチェックされそうになりましたが、中国語をしゃべれないと英語で話したら、どこから来たのか英語で聞かれ日本だと言ったら、放免されました。 外国人へのチェックは甘めのようです。

休日のため、天安門広場は多くの観光客でにぎわっていました。ほとんどは中国人ですが、欧米系の方々もちらほら見かけます。

最初に来たときには、広場の広さと天安門の大きさに感嘆しました。北京を代表する光景ですので、北京に来た際は必ず一度は見るべきだと思います。天安門の中も見学ができる様子。門の上にも観光客の姿がちらほらと見えます。

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有名な天安門の国旗。日が沈む時間になると天安門側から係の兵隊さんきて、道路を止めて横断し、国旗を下ろします。中国の人達に大人気でもみくちゃになりますが、見応えがありますよ。

そのまま広場の中を南へ進んで行きます。孫文の大きな写真。その後ろには、自民英雄記念碑と毛沢東記念堂が見えます。

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西陽門から門前大街へ

この門も巨大ですね。今では門しか残っていませんが、かつては紫禁城をぐるりと囲む城壁の門でした。天安門よりもだいぶ高さがあります。本当は中にも入りたかったのですが入場が16:00まででしたのであきらめました。

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正陽門のさらに南側は、門前大街としてレトロ風な町並みが整備されています。ブランドショップやお土産や、有名なレストランが立ち並んでいます。ちょっと観光化されすぎかな。デザインはレトロですが、新しく再開発されています。

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入口のすぐ脇にはスターバックスが。
中国語の看板がカッコイイ!中国のスターバックスは中国茶を扱っているので面白くてついお茶ばかり頼んでしまいます。

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名物の路面電車もありました。以前の路面電車の部品を使用しながら最新の技術で復元されています。なんと電池式、架線がないのでなんか不思議な印象を受けます。

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路地を一本入るとおしゃれな表通りとはうって変わって、大衆的な観光客向けのお店がたくさんあります。価格も一気にリーズナブルに。

旅館やレストランの呼び込みがちょっとうるさいです。安く宿泊できそうな雰囲気ですが、外国人でも旅館に泊まれるのでしょうか?

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再開発が続く中いつまで残っているのでしょう。できれば、裏路地はこのままの姿を残して欲しいですね。

そのまま、門前大街を抜け地下鉄駅へ。門前大街も南側は開発がまだまだ進んでおらず、空いているお店や建築中の建物がほとんどです。2日目のホテルへ向かいました。

(続く)

次の日は、朝から天壇へ向かいます。

関連情報

門前大街のすぐそばに、北京地下城という巨大な防空壕があると伺い尋ねて見ますが・・

長城へ向かうまでの苦労の旅路(笑) 

【北京】紫禁城の全体を見渡せる絶景スポット、景山公園へ。(北京旅行記7)

 この記事の続きになります。

 紫禁城の裏手にそびえる景山公園

新文化運動記念館をでて西に進んで行きます。観光客向けのおしゃれなカフェや名物のヨーグルトを販売している屋台がチラホラと。だんだん観光地らしい雰囲気になってきたなと思っていると、紫禁城の望楼が目に入ってきます。

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労働節なので、故宮博物館(紫禁城)は混雑しています。東洋系の人だけでなく、欧米人もチラホラ見かけます。ここは、紫禁城の裏口になるので、観光を終えて出て来た人達でしょう。こちらからも入場できますが、せっかくなら天安門をくぐって入場した方が、「紫禁城に来た!」と感じられてオススメです。

紫禁城を一望できる景山公園

前回に紫禁城は訪問したので、今回はパス。そのすぐ向かいにある景山公園に行ってみます。入場料はわずか2元でした。(こんな料金、わざわざ人間をおいて徴収する意味あるのかな?)

景山公園は、もともと明の時代に作られた皇帝の庭園のひとつで、堀をほった土砂を積み上げた人工の山があります。ここからは紫禁城を一望できる、北京で最も有名な撮影スポットです。

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公園の中は、観光客だけではなく北京市民らしい人も多くおり、地元の人に愛されていることが感じられます。ダンスをしたり、歌を歌ったりと思い思いの活動をしていました。公民館代わりに使われてます(笑)

入口の横には小さなオープンスペースで焼きそばなどの弁当を、提供していました。食べてる人のを横目で見たらおいしそうだったので、帰りに食べようと思ったら、すでにクローズされていました(泣)食事をしたい人はお昼時に行ってみてください。

絶好の撮影スポット

山に登ると5分ほどで山頂に到着。
観光客でごった返しています。これが山頂の混雑ぶりです。展望台が広いのがせめてもの救いです。真ん中にある金色の舞台は、有料の写真撮影スポットです。清王朝の王族風の衣装を貸してもらい、紫禁城をバックに撮影できます。ちょっぴり楽しそう。

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目の前の紫禁城を眺めると、これぞ北京といえる代表的風景が目の前に!
黄色の美しい瓦がキラキラと輝き、建物が延々と立ち並ぶ姿は感動的です。
今回の旅行で、長城の次に記憶に残った風景になりました。

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右を眺めると中南海も見ることができます。池の周りに建物が離れて立っています。

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山を降って公園を散策してみます。

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季節の草花が植えられており、散策には最適です。北京の人達は、ここで自然を味わっているのでしょうね。公園の北方にはお堂がありましたが、2015年5月現在は修理中。わざわざ行ったのにちょっと残念でした。

北海公園へ

西門から公園を後にし、今度は北海公園へ向かいます。北海公園も同じく皇帝の庭園としてつくられたものです。元寇で有名なクビライの時代に原型ができ、歴代皇帝によって維持されて来ました。王朝が変わっても庭園は受け継がれ拡大されて来ました。新末期には西皇后が、海軍の予算を流用して庭園の整備を行ったと言われています。

先ほど山の上から眺めた、中海、南海もすぐ南側にあり中南海と呼ばれています。中南海は共産党の重要施設が立ち並び、中国近現代史政治の舞台としてたびたびその名前が登場します。残念ながら中南海は現役の施設のため一般には開放されていません。

北海公園にはラマ教の白塔が真ん中に存在し、名物となっています。大きな人工湖のまわりには植物が注意深く配置されています。

皇帝のために海まで公園の中に作ってしまうという、中国の庭園のスケールの大きさは、驚かされます。本当に海があるみたいに見えます。

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中央の島にはラマ教の白塔があります。

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白塔は、別料金を払えばすぐそばで見れるらしいので、近くに行ってみました。

コンクリート感が丸出し・・。遠くから見ると、公園の中のアクセントになって美しいですが、近くで見て面白いものではありません。

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遠くから、見た方が良しですね(¯―¯٥)

塔のすぐ下には、お堂があります。屋根瓦でマークが表現されているのが印象的です。何か宗教的な意味があるのでしょうか。階段がけっこう急でちょっと怖い。

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こちらが下のお堂です。中には仏像が安置されています。チベット仏教のお寺となっています。なんで、北京にチベット仏教の寺院があるのかと不思議に思い、家に帰って調べて見ました。清王朝の支配民族となった満州族ではチベット仏教の信者が多いので、中国の街には今でもチベット仏教の寺院が多く残されているとのことです。

北京を歩いているとチベット仏教の寺院は清王朝の時代には優遇されていたのだろうなと感じさせられることが多々あります。

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お堂の前には、ちょっと変わった鶴の銅像が二つ。一つは背中が器のようになっています。

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(続く)

次は北海公園内にある団城というお城に向かいます。

関連情報

 北京最大のチベット仏教寺院。紫禁城以外に皇帝のシンボルである同じ黄色の屋根が許された唯一の建物です。 

 

北京空港での夜明かし記録です。 

どちらも景山公園から徒歩圏内にあります。