「旅」のことのはぐさ

タイトルの「ことのはぐさ(言の葉ぐさ)」とは話題のことです。旅の話題を幅広く掲載したいと思っています♪

【韓国・慶州】慶州郷校と復元されたばかりの月清橋へ。

こちらの記事の続きです

慶州郷校

新羅の時代には、最高学府がこの場所に置かれており、その後も郷校という国立の地方教育機関として存続してきました。規模の大きい学校として、朝鮮王朝の時代まで長い間使われてきましたが、その後見捨てられ、一時は建物が半壊するほどまで衰退したそうです。1950年代になり、歴史的な建築物として保護されるようになり、復元されたのが現在の建物です。

崔(チェ)富者宅のすぐ隣にあるのですが、韓国客の入りはだいぶ少ないようです。無料で入ることができるのですが、入口は少し離れています。

中は、中華圏にある一般的な儒教の学校です。宿泊しているテグのゲストハウスとそっくり。大きさは格段にこちらの方が大きいです。

明倫堂という建物の名前も一緒です。台湾や日本でも同名の学校や建物をよく見かけます。講堂として使われていたそうです。

f:id:hino0526:20190129220824j:plain

慶州郷校 明倫堂

何かイベントがあるのでしょうか、カラフルな伝統衣装に身を包んだ方々が出入りをしていました。

f:id:hino0526:20190129221212j:plain

慶州郷校

敷地内で、かわいい、ワンちゃんが気持ち良さそうに寝ていました。気持ち良さそうなお顔でスヤスヤ。

慶州犬という天然記念物に指定されている、貴重な犬種があるそうです。尾っぽが短くて、白い犬とのことですので、おそらくこの子がそうでしょう。

f:id:hino0526:20190129221403j:plain

月浄橋

慶州郷校を出て、川沿いに向かうと、観光案内所でいただいたガイドブックには復元中になっている、「月浄橋」を人が渡っています!!

大きく、見応えのありそうな橋。早速、近づいてみます。

f:id:hino0526:20190209173155j:plain

1300年前につくられた橋を再現したものらしいです。巨大な木造橋で、細かな文様で彩られており、見応えは抜群です。極彩色で日本の奈良の建物に似たデザインです。(多分こちらがオリジナルなのでしょうね。)

出来たばかりなのでピカピカです。対岸ではさらに建物を再建していく予定なのか、大規模な造成工事が行われていました。

f:id:hino0526:20190209173725j:plain

次は、最後の見所。国立博物館へ。

(続く)

関連情報 

【韓国・慶州】慶州名物スンドゥブの有名店、ファンナム(皇南)メットルスンドゥブへ

こちらの記事の続きです。

 

お昼は、スンドゥブのお店に。

慶州は、スンドゥブが有名で、たくさんのお店があります。

その中でも、観光客に人気の「ファンナム(皇南)メットルスンドゥブ”황남 맷돌 순두부”」へ。韓国語の口コミでも評判の人気店。

 

シャカシャカと自転車で月池から進むと、レストランの直前に三叉路があり、どっちに行けばいいのか地図を見ながらでも迷いました。ちょっと進んだところで、慌ててカムバック。公園とは反対側の街に向かう道を行けば、すぐの場所にありました。

ファンナムメットルスンドゥブ

12時ごろの到着。店の前に自転車を置いて、お店の中へ。建物は古民家風です。入口で靴を預けるのですが、お客さんが全然いません。

本当に人気店なの?

と不安になりますが、従業員の方の元気な挨拶の前に、引くに引けず、店内へ。

簡単な日本語は通じ、メニューも日本語のものを持ってきてくれました。

こちらがスンドゥブ。90000ウォンです。辛い味を想像していましたが、予想に反してまろやかな味。辛味は全くと言っていいほどありません。韓国では珍しい、薄味です。

海鮮のダシがしみており、特に貝の味が強く出ています。日本人には食べやすい味だと思います。

f:id:hino0526:20190127130856j:plain

おかずの豊富さが、すごい。10皿ぐらいつてきます。おかずも海鮮系が中心です。初めて食べるものも多かったです。全体的に塩味が少し強め。

f:id:hino0526:20190127130829j:plain

料理が出てきた頃に、続々と人が入ってきて、帰る時には満員になってしまいました。店員さんも忙しそう。

みんな、お昼遅いのね。

12時ごろに来店して正解でした。

 

ファンナム(皇南)メットルスンドゥブ

황남 맷돌 순두부 

営業時間 9:00〜21:00

 

瓦を焼く釜を発見

再び自転車を漕ぎ出し、歴史地区の南西側へ。途中に瓦を焼く釜がありました。屋根があるのでみんなの休憩場所になっています。

現役かな。本当に使っていそうな感じです。建物を再建するときの瓦はここで作っているのでしょうか?

f:id:hino0526:20190127131532j:plain

釜の裏手には瓦が並べられています。

f:id:hino0526:20190127131534j:plain

校村韓屋村

さらに南へ向かうと校村韓屋村へ到着。伝統的な家屋が立ち並んでいます。最近、再建されたのか新しそうです。

自転車で乗り入れようとしたら、「ぴっぴー」と警備のかたに笛を鳴らされてしまいました。自転車は禁止みたい。人も多いので仕方ないですね。駐輪して散策することに。おみやげ屋さんに、犬の小さなテーマパーク。(壁が低くて中が丸見えなので、誰も入入場料を払って入ってません。もっと高い塀にして中が見えないようにしないとダメだよ!)こちらにも韓服のレンタル屋さんがあり、変身して街を歩いている人を見かけます。

犬の形をしたロボットがピョンピョン跳ねながら、子供の入った荷台を引く乗り物がインパクト抜群。ものすごく、ブルブル震えているのですが、子供達は大喜びでした。

崔(チェ)富者宅

奥へ歩いて行くと、崔(チェ)富者宅という文化財指定の古民家が。説明看板は、韓国語、英語に加え、日本語の表記もありました。

崔(チェ)家は、この辺りの長者様で、1万石の財産を12代にも渡って守った上に、学問に励み、9代に渡って進士を出したそうです。

この家は柱を低くして、家を低くし、隣にある慶州郷校(儒教の学校)に配慮しているそうです。韓国は儒教の教えが生活にまで浸透していると感じます。

f:id:hino0526:20190127135054j:plain


崔家六訓

崔(チェ)家の中に六訓という家訓が展示されていました。

科挙を受験すれども進士以上の官位に進むべからず

1万石以上の財産は、社会に還元すべし。

凶作の際に土地を増やすべからず。

旅人を厚くもてなすべし。

周辺100里以内に餓えた人が出ないようにすべし。

嫁いできた嫁は3年間木綿の服を着るべし。

f:id:hino0526:20190127134649j:plainさすが、12代にも渡って財産を守ってきただけありますね。不景気になると、人の不幸につけこんで、安く買い叩きたくなりますが、そんなことをしていては恨みをかって財産を守ることがおよびつかなくなってしまうのでしょうね。こんに人道的な長者様がいた、慶州の人達は幸せですね。ここまでしてくれたら、何かあった時に守ってあげたくなるのが人情でしょう。しかも自分たちは質素に生きるという、教えを外からお嫁さんに来た人たちにも徹底していたのですね。

(続く)

関連情報

今回の旅行の目次ページです 

前に釜山から慶州に来た時の記事です