「旅」のことのはぐさ

タイトルの「ことのはぐさ(言の葉ぐさ)」とは話題のことです。旅の話題を幅広く掲載したいと思っています♪

【韓国・釜山】歴史ある龍頭山公園の散策&カフェ「LE BREAD LAB」で最高のイチゴミルクとブラウニーを

チャガルチ市場から大通りを渡り、コスメショップが並ぶ若者向けの通りへ。
顔パックなどが40枚入りで半額など大きなロットで売っています。
ネイルは1個3000ウォン(300円)が相場と日本よりもかなり安価な値段設定。
買いに来る日本人も多いのでしょうか、どのお店でも一人以上は日本語が通じる店員さんがいます。
中に入って見ていると、しつこくない程度に声をかけてくれます。

顔よりも大きなアイスクリームを売るお店を発見。
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インパクトの強さについつい、財布の紐がゆるみ購入してしまいました。
でも、シャリシャリ気味で味はイマイチ。

市民の憩いの場、龍頭山公園

少し北側に向かうとプサンタワーのある山があります。
横っちょから急な階段を登って、息がゼイゼイになりました。
登ってから、横に山登り用のエスカレーターを見つけてガックシ。
正面から登れば、エスカレーターで楽に山頂まで登れるみたいです。

せっかく上まで来ましたが、プサンタワーとその周辺は現在、改装中。
タワーは残念でしたが、公園自体が山頂のため、釜山の港を一望でき、それなりに眺望が楽しめます。

タワーに登れば、釜山の街を一望できたんだろうなぁ。

丘の上は龍頭山公園(ヨンドゥサン公園)という公園になっており、
市民の寄付でつくられた鐘や韓国伝統の塀などがあります。

日本と関わりの深い、龍頭山公園

公園が作られたのは、日本統治時代の1916年。下が当時の様子です。

李氏朝鮮時代には、倭館という名前の日本人居留地(400人ぐらいの規模で、鎖国中でしたので限られた人々しか行くことができなかったようです。中には神社や交易場などがあったと伝えられています。)が、この場所にあったそうです。山の上のいい場所を割り当ててもらってますねえ。

日本統治時代には、日本支配のシンボル的な活用がなされ、公園として整備されました。巨大な国旗掲揚台や神社が整備されていたそうです。
今では、市民の憩いの場になっていますが、厳しい歴史が裏にあることも忘れてはいけません。
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韓国伝統の塀
鐘からさらに北側へ向かうと様々な種類の(と言っても5種類ほど)韓国の伝統的な塀の作り方が解説付きで展示されています。
塀の中に瓦を埋め込んであるのは強度を増すためらしいです。
なんで瓦で塀を作るのか不思議だったのですが、謎がとけました。
見どころといったら怒られちゃうほど、ささやかな展示ですが、伝統建築に興味のある方は、ぜひ見学してください。

カフェ「LE BREAD LAB」へ

公園の隣に韓国伝統のお茶屋さん「茶山(タザン)」を目指して、訪問してみましたが、あいにくやっておらず。
(ハングルで張り紙がしてあったのですが読めず。ドアの横から覗き見した限り、雰囲気の良さそうなお茶屋さんでした。臨時休業か何かなのかなあ?行けなくて残念です。)
諦めて、隣にあった3階建てのオシャレなカフェに行ってみることに。

「LE BREAD LAB」というお店です。不思議の国のアリスに出て来そうな、ピンク色のキュートな外観。
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イチゴミルクとコーヒー、そしてブラウニーを購入。
イチゴミルクが瓶1本で、こんなに飲めるかなあと、ビクビクしながら、席へ。

牛乳の味もいかしつつ、おいしいイチゴがふんだんに。甘すぎないのも、グッド。
おいしーーー、ではなく、最後まで楽しめる系のおいしさ。2人で取り合いになるほどのおいしさ。
ブラウニーは、しっとりとしていてコクのあるチョコ味、お世辞抜きで最高のお味。
コーヒーも本格的。日本で購入するのと変わりません。
余談ですが、東アジア諸国は、コーヒーが不味い国が多いですよね。韓国はおいしいです。
なんでも販売する量が多いので、躊躇しますが、それに負けずにぜひ買って見てください。

あんまりにも、おいしかったので、イチゴミルクの瓶を記念に持って帰りました(笑)

帰ってから、ネットで調べてみると、名物はオムレットだったようです。
小さなオムレットが箱単位で割安に売っていました。おいしそうだったのですが、バラ売りはしていないようなので、人数がいないときついかも。
地元の人は、半分ぐらい食べて持ち帰っている人もいました(笑)
ソウルにもあるみたいです。(東大邱の新世界百貨店にも入っていました。大きなチェーンみたいです。)
偶然でしたが、人気店に入ることができてラッキー。

その後は、少し東側の、国際市場へ。
懐かしい感じの市場で、卸売半分、小売半分といった雰囲気です。
場所によっては若い人向けの洋服を売る店もあり、歩いて見ているだけでも面白いです。
端っこには食品市場もあり、キムチなどが山のように積まれていました。現地の人も多く訪れており、生活を垣間見ることができます。

簡単な軽食も取れるようになっており、チジミやトッポギなどを売る店もあります。
大流行りだったのが、電球ジュース。少し遅れて、日本でも流行りだしましたが、少し先取りでブームになってました。
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(続く)