上海浦東空港で、チャイナユニコムのSIMカードを日本語で買うことができちゃいました。
中国は、SIMカードを買おうとすると、たいへん難儀な国でした。短期間の契約が存在しないので、契約しようとすると身分証が必要でした。
街のいたるところに携帯屋はあるのですが、英語が通じない上に、パスポートでの登録に慣れていません。しかも値段がまちまちと旅行者には難易度が高い状態でした。
しかし、上海浦東空港の第2ターミナルで驚くほどスムーズに、しかも日本語のやりとりで購入ができちゃったのでご報告します。
「SIM Card」の看板に引かれてカウンターへ行くとまさかの日本語対応!
入国審査を終えて、手荷物受取所につくと、インフォメーションカウンターに、「SIM CARD」と書かれたポップスタンドが置かれてたカウンターが目に入ります。
(入国審査の後で、税関を通る前の場所になります。審査を受けて出た場所の目の前にカウンターがあります。カウンターは二つあります。私は、右側少し奥にあるカウンターに行きました。)
ドキドキしながら、カウンターに近づいていくと、向こうからウエルカムな状態で、「SIM卡?」と聞いてきます。
たどたどしい英語で話しかけたら、隣のお姉さんに交代してくれ、驚いたことに日本語で説明をしてくれました。(片言の日本語ではなく、しっかりとした日本語でした。こちらからの質問にも答えてくれましたよ。)
料金表を見せて案内をしてくれます。
プラン一覧
国際版"international call"
①300元 データー1ギガ 100元分通話可能
②360元 データー2.6ギガ 180元分通話可能
③600元 データー3ギガ(第3世代) 300元分通話可能
国内版"Domestic call"
④200元 データー3ギガ(上海エリアのみ2ギガ、中国全土1ギガ) 500分通話可能
⑤300元 データー3ギガ(中国全土可能) 350分通話可能
⑥360元 データー5ギガ(中国全土可能) 500分通話可能
※チャージ(充値)しない場合は、3ヶ月で使えなくなります。
データー専用カード
⑦300元 データー6ギガ(上海エリアのみ3ギガ、中国全土3ギガ)
⑧400元 データー6ギガ(中国全土可能)
⑨500元 データー12ギガ(中国全土可能)
※チャージ(充値)しない場合は、6ヶ月で使えなくなります。
旅行者で国際版を使うことは、あまりないと思いますので、国内版かデーター専用になるでしょう。上海エリアだけなのか、上海エリア以外も訪問するのかによって異なってきます。
購入の流れ
上海でデーターのみと言ったら、オススメされたが、④のネットのみは半年使えるが350元で6ギガ(うち上海エリアが3ギガ、中国全土が3ギガ)というプラン。
中国はエリアごとに契約が異なるんです。例えば、北京とかで使うには中国全土の枠から引かれていきます。
少し高いなあと迷っていると、200元でネットと電話両方できるプラン④があるよと教えてくれました。
200元で、容量は3ギガ(上海2ギガと全国1ギガ)のうえ、電話もできます。使用可能期間は3ヶ月とのこと。
まだ試していませんが、充値(チャージ)すればもっと長期間いけるみたいです。下のチャイナユニコムのサイトを調べたらネットからもクレジットカードやPayPalを利用して充値できるみたいした。こんど試してみたいと思います。中国にいるなら街中のいたるところにある「充値」と書いてあるところできます。
200元でも高いけど、ネットがあると便利ですからね。仕方なしと購入しました。
会社は、海外スマホにとって唯一の選択肢であるチャイナユニコムでした。ちゃんと4Gでつながりましたよ。(場所によっては3Gモードになっていましたが・・)
速度も400Kpsぐらいでていましたが、日本のサイトにつながるのに非常に遅いことがありました。おそらく検閲のせいかと。。中国でネットをやるなら、宿命みたいなもんですから、仕方ないですね。
とにかく、空港で簡単にSIMカードを手にいれることができるこのサービスは、ありがたいです。
まだできたばかりなのか、インターネットで調べても、チャイナユニコムのお店に行って買うしかないという記事ばっかりでしたので、どーしよーかと思ってましたが、いらぬ苦労に終わりました。
昨年の12月に北京に行った時は、同じように手荷物受取所のところにあった、チャイナユニコムのカウンターに行った時は、「没有(メイヨー)と言われ、チャイナユニコムの自販機の横にいた謎のお姉さんから購入する羽目になりましたので、それを考えると雲泥の差です。(お姉さんの対応も親切でしたし、設定までしてくれたので良かったのですが・・名義は誰だかわからない人のものになっていました。)
上海への旅行では、SIMカードについて悩む必要はもうなさそうです。
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