楽しげなお寺 ワット・セン(ルアンパバーン旅行記19)
ワット・シェントーンを出て、さらに半島の先へ進むと川と川が合流する先端に到着します。先端の半分はおしゃれな野外カフェに、残り半分は公園になっていました。
お腹も空いていなかったので公園のベンチで滔々と流れる川を見つめていました。川は泥色で対岸は、深い森。ずっと眺めていても、ときおりボートが行き来するぐらいで何も変化がありません。自分の中を、空っぽにしてのーんびりとした時間を過ごしました。
メイン通りに戻り、ふらりふらりと散歩します。こちらはさっきの川沿いの道よりも少し高級なレストランが多くありました。途中にお寺があって、お祭りでもやっているのでしょうか?現地の人が、たくさん集まっています。
中に入ってみると何かの儀式なのか、人々が水を汲んで金色の龍のような装飾がついた管に注いでいます。その管の反対側からは水が流れ出しており、お坊さんが袈裟を洗っていました。
よく見ると水は少し白みがかっておりただの水ではないようです。汲んで注ぐと何かご利益でもあるのか人々は一心に汲んでは注ぎ汲んでは注ぎを繰り返していました。
明るい雰囲気でみんなで和気藹々としながらやっています。踊りだしたくなるような楽しいリズムのお経も流されており、地元の人に愛されていることがわかる楽しげな雰囲気のお寺でした。
後から調べたところWat Sene(ワット・セン)という名前のお寺であることが判明。こちらもきらびやかな立派なお寺でしたがガイドブックには掲載されていませんでした。(英語版Wikipediaには記事がありました。なんと1718年にお寺が開かれたみたいです。長い歴史を持っているのですね。)
この日はその後も街をふらりふらりと散歩して1日が過ぎ去りました。きれいな街並みでのんびりと散歩が楽しめました。
地図
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