「旅」のことのはぐさ

タイトルの「ことのはぐさ(言の葉ぐさ)」とは話題のことです。旅の話題を幅広く掲載したいと思っています♪

【UAE・アブダビ】乗り換えの1日でアブダビ観光!(中編)

 この記事の続きです

シェイク・ザイード・モスク

入口ををくぐって、メインの礼拝室へ。ロビー以上に豪華絢爛。メッカの位置を示すくぼみ、ミフラーブも金で装飾されています。

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照明は、とんでもなく巨大でカラフル。これが巨大なホールに3つも設けられています。一個ですら、多分僕の家には入りません(笑)

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内部も植物が象られた幾何学的なデザインが中心になっています。驚くことに巨大な絨毯は1枚ものです。後で調べてみたら、世界最大のペルシャ絨毯とのことです。とにかくゴージャス。壁のタペストリーみたいな模様も一つづつ石がはめ込まれています全てに膨大な手間がかけられていることが素人の私でもわかります。

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ここで屋内の見学は終了。中がエアコンが効いていたので、外に出るとあっつい。

モスクの中で小さな鳥が休んでいました。鳥もひなたじゃあっついのでしょう。

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 アブダビに行く人は、乗り換えだけの場合でも、いったん出国してこのモスクだけでも見てみてはいかがでしょうか。空港からならタクシーで30分ほどで到着することができます。

 モスク内のカフェでラクダアイスに挑戦

通路を通って敷地の反対側へ向かいます。

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通路の反対側から礼拝堂を。数え切れないほどのたくさんのドームで構成されています。真っ白な大理石とアクセントに金色のメッキ。

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モスクの敷地内に、喫茶店とお土産屋さんがあります。暑くて疲れたので休憩することに。WiFi-Freeと書かれていましたが、どこにもパスワードが書いてなく、店員さんも忙しそうだったので聞けずじまい。

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珍しいラクダのアイスが売っていたので、購入して見ました。初めての味にドキドキ。

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一口食べて見ると・・

変なクセがあってマズイ。めっちゃマズイ。

アイスの味が消えるほどの、なんとも言えないエグミがあります。頑張ってなんとか食べましたが、キツかった。

ここには観光客が多いなと思って見てみると、もう一つの出口が。あのタクシーめ!と思いますが、入口で手荷物を預けさせられたので、こちらから出るわけには行きません。さっきの出口でタクシーなんか見かけなかったのに(泣)こっちから出たい。

ヘリテージビレッジ(歴史村) 

入った入口から出ると、タクシーが奇跡的に1台停まっています。警備の人とくっちゃべっていますが、近づいたら「どうぞどうぞ」と。愛想の良い運転手さんで、日本から来たというと、このタクシーは、トヨタのカムリだが日本車は最高だと褒めてくれました。自分の国が褒められるとちょっと嬉しい。

もともとは、ショッピングセンターに行くつもりでしたが、運転手さんがそばにあるヘリテージビレッジ(歴史村)をおすすめしてくれました。伝統的なアラブの暮らしが再現されている公園です。

もともと行こうかどうか迷っていたので、おすすめに従い行って見ることに。

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公園の海岸から海を。都市の目の前にも関わらず、水が透き通っていて、魚がいるのが見えます。ゴミもなく、キレイな水色。中東の海ってこんなにキレイなのかと、おどろき。

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砂漠を再現したゾーンにはラクダがいます。サンダルで行きましたが、隙間から入ってくる砂がめちゃくちゃ熱い。 気温は40℃を超えているでしょう。

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牛もいました。日差しを避ける屋根がついていますが、それでも熱いのか。あまり元気がありません。人にも動物にも厳しい気候です。

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伝統的なベドウィンの住居。石造りで簡素なつくり。これでも日差しが避けられるので、外よりはだいぶ暑さが和らぎます。

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テント住居も。こちらも日差しが避けられるので、外にいるのとはだいぶ違います。雨がほとんど降らないので、こんな簡易的な建物でも大丈夫なのでしょう。

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伝統的なモスクもありました。先ほどの巨大なモスクと比べると、本当にささやか。伝統村のモスクでしたが、女性は立ち入り禁止です。

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小さな博物館コーナーもありました。石油が出る前は、主に漁業をして暮らしていたようです。真珠が主要な産物だったようです。この熱い中、船に乗るのは本当に辛い生活だったことでしょう。

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昔のアブダビの様子。戦後直後あたりの様子。住居はテント作りのような簡易的な建物が多いですね。石油が出るまでは、厳しい暮らしだったようです。

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伝統村、外にあるので暑いのが辛いですが、アブダビの歴史や伝統的なアラブの生活を体験できて結構面白いです。海外旅行が好きな人なら楽しめると思います。

ただ帰りにタクシーが待っていません。かといって最寄りのショッピングセンターまでは1キロほどあります。少し待っていれば、歴史村を訪れる観光客がタクシーに乗ってくるので、それをつかまえましょう。私たちは10分ほど待ったら捕まえることができました。

歩いて行くのはやめたほうがいいです。この暑さですので、日本で歩く1キロと同じように考えないほうがいいです。

マリーナ・モール

続いて訪問したのが、歴史村のすぐそばにあるマリーナモールというショッピングセンターへ。子ども連れをメインとしているのか、内部に遊び場所があり、楽しいショッピングセンター。

巨大な子ども向け運動施設。結構な高さまでぴょんぴょんと飛び跳ねていて、大人の私でもちょっとやってみたくなります。

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なぜか、マンモスの骨も。

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ここでちょっと遅めの昼食をとります。ショッピングセンター内のレストランは、値段はどこも1000円〜2000円ぐらい。日本よりは少し高め。アラブ風のお店が見つからなかったので、ヨーロッパ風なランチをとりました。

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地下には、スーパーマーケットが入っています。野菜は日本とあまり変わらず。値段は、気持ち日本よりも安いです。

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面白かったのが、スーパー内でケバブを売っていたこと。それも3つも肉塊がぐるぐると。それぞれ肉や味付けが違う種類でした。お肉の香りがして、食欲をそそられます。

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食材の1ロットが日本よりも大きなサイズなのが印象的でした。ちょうど、コストコみたいなサイズが標準みたいな感じです。大家族が今でも一般的なんでしょうね。

ラクダの今度はミルクに挑戦をしてみましたが、アイスクリームと同じ。

まずい

エグミがあってまずい。

今回の旅行で、ラクダのミルクはクセがあってまずい。ということを学びました。

(続く)

夕方からは、日本から予約したデザートサファリツアーに参加します。

関連情報

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 エディハド航空初登場時の体験記です。