「旅」のことのはぐさ

タイトルの「ことのはぐさ(言の葉ぐさ)」とは話題のことです。旅の話題を幅広く掲載したいと思っています♪

【慶州】古代都市の跡をサイクリング。

こちらの記事の続きです。
慶州駅から出て街は数百メートル進むと途切れ、緑の草原に古墳がこんもりとそびえ立つ景色に変わります。自動車道路を離れ、歴史保護地区内の土の道へ。

途中に、伝統衣装を貸してくれる、変身写真屋さんがポツンと一件あります。本当は妻と行ってみたかったのですが、乗り気じゃない様子。内心、泣きながら、通り過ぎます(><)着て写真を撮りたかった・・。

古代の天文台「慶州瞻星台」

最初の目的地は、古代の天文台「慶州瞻星台」。いつ頃に建てられたのかも、天文台と言われていますが、どのように使われていたかも、定かでないらしいです。ユニークな形から慶州観光のシンボル的な扱いとなっています。

確かに、愛嬌のある形をしてますよ。

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今は、石の部分しか残っていないですが、往時は木製の構造物が横にくっついていて、中に入って登ることができたらしいです。

見学は有料と書かれていたガイドブックもありましたが、無料でそばまで近寄ることができました。柵で囲ってあり、料金所のような建物もあったので、おそらく料金を取るのをやめて無料開放になったのでしょう。

周りが平原で外から見えるので、お金を払ってみる人はあまりいなさそうな気がします。このあたりが、無料化の原因なのかな。

休日ということもあり、多くの人が集まっています。自転車や徒歩以外に、電動のカートに家族で乗って周遊している人もいます。しかも屋根付き。日差しが強いので、あっちの方が楽そうで羨ましい・・。

次は、石造りの冷蔵庫があった場所へ。丘の上で、それなりに急な坂。自転車を降りて、歩いてひきながら、なんとか登ります。

5月なのに、日差しがきつくて、辛い。

丘の上は、松の気が植えられていて、下の平原よりはだいぶ涼しくなっています。

土塁の上に松の木が植えられており、まるで日本のお城みたいです。昔の門の跡から、下の原っぱを見渡すことができます。菜の花が植えられていて、とても綺麗な景色です。のどかでいいですね〜。

石氷庫でゴチン(><)⭐️

やっとのことで到着した、石の冷蔵庫。石氷庫。中を覗こうとしたら、天井にゴツン。

💫

頭、おもいっきりぶつけた!

あまりの痛さにうずくまって、ちょっぴり泣きべそまでかいてしまいました。

 

中は広々とした洞窟になっていますが、下に見える木の枠のところから覗くだけ。中に入ることはできません。

内側からひんやりとした風が吹いてきて、気持ちが良かったです。欲を言えば、中に入って涼みたい。

使用されていた当時は、冬に保存した氷が、夏でも残っていて冷蔵庫の役割を果たしていたそうです。

山を下っていくと、先ほど上から見えた、広々とした菜の花畑が広がっています。春らしく、ほのぼのします。

家族連れや、サイクリングやウォーキングの人で賑わっています。

インスタにアップするのか、こだわった格好で写真を撮影してる人も。横で見てるとちょっと滑稽(笑)

古代慶州の再現映像

古代都市のイラストが書かれた建物があったので、興味を惹かれて入ってみると、映像を見せてくれる小さなミュージアムでした。10分後ぐらいに流すよと、職員の方が日本語で教えてくれました。

古代の慶州がCGで再現された映像を見ることができ、応時の繁栄をしのぶことができます。今は天文台ぐらいしか残っていませんが、映像の中では、菜の花畑の場所に、建物がびっしりと並んでいました。

月池(ウォルチ)へ

続い古代の庭園が残されている月池(ウォルチ)へ。人工池と伝わる、池の周りに華やかな色合いの建物が再建されています。こちらも最盛期には、今よりも沢山の建物が立ち並び、王族や貴族の方々が景色を愛でていたそうです。

池を一周することができ、反対側からは建物が池に映る姿を堪能できます。ただ、暑くて暑、くて、素敵な風景だとは感じながらも、さっさと見学を済ませてしまいました。

ここで一旦折り返して、昼食を食べるために慶州の街に戻ります。

(続く)

関連情報

目次ページです。

 2017年に慶州を訪れた時の記事です。