「旅」のことのはぐさ

Orient Travels of Hino

【北京】長城の上をゆっくり散策(北京旅行記4)

この記事の続きになります。 

 

戻りも何回か休憩を挟みながら、激しいアップダウンを乗り越えて、長城の入口へ。行きは観光エリアの端を見たくて、急いで行きましたので、帰りはゆっくりと。長城の上からの景色を眺めながら散策をしました。

はるか遠くに見える長城(私が訪れたのとは反対側の観光エリアの終点)の、すぐ下の山の裾野に漢字で「忠於毛主席」と毛沢東主席を讃えるスローガンが書かれています。

文化大革命時代のスローガンらしい内容ですが、いつの頃からあるのでしょう。段々と失われつつある現代中国らしい風景です。

f:id:hino0526:20170905223835p:plain
↑中央奥の山の下にスローガンが書かれています。1キロぐらい距離がありそうですが、文字がはっきり見えます。

近くに行ったらどれほどの大きさなのでしょうか。見てみたい気もしますが、さすがにあの距離は歩けないので断念。


もうひとつ、中国らしいと思ったのが長城の上に電信柱が立っていること。

f:id:hino0526:20170905223859p:plain

↑すぐ前でとった写真がないのですが、長城の上にコンクリートで固められて埋め込まれています。


長い間、長城が中国の人に親しまれて観光化されていた証拠ですね。

今みたいに「世界遺産」としてしっかりと保護されているのとは違った、おおらかな時代の観光を感じさせてくれます。

帰りはスライダーで帰ろうかなとも思ったのですが、あいにくの大混雑。あきらめて徒歩で下山しました。(口コミサイトを見るとスライダーの評判が良かったので心残り)

労働節に行ったため、どこに行っても人は多かったですが、長城の上がごった返すほどではなかったです。

入口のところには石の使った庭園がありましたのでちょっと寄り道。ちょうど、ふじが咲いており、甘いいい香りが漂っていました。

f:id:hino0526:20170905223933p:plain

気のせいか、日本のものよりも香りが強い気がします。100メートルぐらい離れていてもあまい香りがぷんぷんとします。

帰りのシャトルバスに並ぶ前にサブウェイがあったのでサンドイッチを購入しました。安いサンドイッチを選んだのですがそれでもドリンク無しで25元。今は、1元が20円ぐらいするのでおおよそ500円。日本よりも高い~。円安はきついですね。しかも店員さんに注文を強くせかされました。(後ろに人がいないのに、、、)なんだか、ちょっと損した気分。

シャトルバスは、行きにみたときよりは少し列が短くなっていました。バスの運行本数も増やしたのか、次から次へと来ます。10分ほど並んだらバスに乗ることができ、ビジターセンターへ到着します。

さて、問題はここからどうやって帰るか。

白タクの客引きが、声をかけてくるのですが、ボッタクられたりトラブルにあったりが怖いので、できればバスで帰りたいところ。チケットを購入するときに目の前の通りを過ぎ去る路線バスを見かけたので、おそらくバス停があるだろうとめぼしをつけて歩いてみることに。

最初にビジターセンターを出て左側へ歩いて見ましたが(ロータリー側)200メートルほど歩いてもバス停らしきものは見つけられず。今度は、右側へ歩いていくと100メートルほど行ったところにバス停がありました。小さなバス停に溢れるほど人数が待っています。全部で20人ぐらいでしょうか。

f:id:hino0526:20170905224009p:plain

936路という路線バスが来るようで行き先には「懐柔」の文字が。これに乗車すれば北京行きのバス「快916路」のバス停方面に向かえそうです。

バス停に待っている間にも白タクの客引きが声をかけてきます。「混んでるから、タクシーに乗らないとだめだよ。50元でどう?」と言っているようでした。

10分ほどで「H23 洞台⇔懐柔」と書いてあるバスが来ました。到着した時点で乗るのが嫌になるほど、大混雑しています。さらに20人近くが乗り込みバスの中の混雑は最高潮に達します。

バス停の看板には無いバスでしたが、行き先が「懐柔」と書いてあるので、まあ大丈夫でしょう。行き先表示が紙でできた看板だったので、臨時バスなのかもしれません。

懐柔の町まで行けば、タクシーで駅(快916路の始発場所)に向かえば快916路に乗れるだろうと考え飛び乗ります。車掌さんがおり、「懐柔」と紙に書いて渡したら料金はわずか3元でした。

f:id:hino0526:20170905224037p:plain

まっすぐ立てないぐらい混んでいます。さらに、山道なので立つのが本当につらい。何度もカーブで倒れそうになります。

50元ぐらいなら払って白タクに乗れば良かったかなと、バスに乗ってから後悔しし通しでした。多くの乗客が降りる場所で、行きに見かけた風景が見えてきたのでバスを降ります。

人の流れに沿って道路の反対側のバス停に行くと、東直門行きの「快916」号の案内!!

f:id:hino0526:20170905224101p:plain

なんとか北京に帰れると一安心。すぐにバスが来ますが、座席はいっぱいになっています。大渋滞で2時間以上ずっと立ちっぱなしとなりました。腰がどうかなるかと思うほどの、辛さでした。
(高速道路を通るのにも関わらず、立ち乗りOKでした。渋滞していなかったら、立ち乗りで高速道路を走ったのかと思うと、むしろ大渋滞で良かったのかも)

疲れ果てので途中の地下鉄駅に連絡のある「三元橋駅」で下車。駅前のコンビニでジュースとおむすびを買って15分ぐらいベンチで休憩をしました。

午後4時をすぎており、長城に行くのはまる1日かかってしまいました。その後は、まっすぐホテルに行き、就寝。

疲れ果てましたが、あの雄大な景色は見に行って良かったと思います。(もう一度、行くかと言われると悩みますが・・。でもあの景色は見る価値があります。)

労働節の休日でなければもっとスムーズに行けるかもしれません。バスが満員で立ち乗りになったのと、渋滞地獄だったのが辛かったですね。

(続く)

次は、北京市内中心部にある美術館に行きます。 

 

 関連情報

 空港から長城へバスで行った時の記録です

 

 北京のおすすめ観光スポット二つ