「旅」のことのはぐさ

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【北京】路線バスで慕田峪長城へ行ってみました。(北京旅行記2)

この記事のつづきです。

 

朝ごはんも終わり、お腹もふくれたので

目的地「万里の長城」へ向かって移動開始!

北京市内から行きやすい長城は?

北京から日帰りで訪問できる、長城の観光エリアがいくつか存在します。もっともアクセスが簡単で、有名なのが「八達嶺長城」。
市内から長城に行くための専用の特急電車が走っています。観光化されすぎているとの評価も多く、特に休日は非常に混雑するらしい。

混雑したところも、がっつり観光地化された場所も、好みではないので、「八達嶺長城」はパスすることに。


2番目に有名で、穴場的な雰囲気との評判の「慕田峪長城」へ行ってみることにします。

実際に行ってみると、慕田峪長城も観光化されており、穴場的とは思えなかったですので、穴場目当ての人にはオススメできないです。穴場ではないですが、素敵な景色でいいところでしたよ。

バス936路を探して

東直門駅からバス936路で、長城の入口まで直行できるとの情報を掴んだので、まずは東直門駅へ。空港からなら地下鉄で1本です。環状線の2号線との乗り換え駅になっているので、利用した方も多いかと思います。

地下鉄の東直門駅から、駅のすぐそばにあるバスターミナルへ。駅を降りてから場所がわからず看板を見ていたら、すぐ後ろにありました。看板を見てもわからず、きょろきょろしていたら通行人が指差して教えてくれました。ありがとう!

個人的な感覚では、中国の中で北京の人たちは、旅行者に優しい。

巨大な市内バスターミナル

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バスターミナルの北側から、長城まで直接行くことができる936路は、916路のバス停から出るらしいのですが・・・
しかし、そのバス停がめちゃくちゃ大混雑しています。

916路はそれこそ3分おきぐらいに、次から次へと出ているのですが、1時間に1本の936路バスにこの人混みを、押しのけて乗れる自信はとてもありません。

予定を変更して916路バスに乗って、懐柔区にある明珠広場からタクシーで向かう方法に変更します。

916路バスを待っている人はわんさかいますが、バスもたくさん出ているので5分ほどで乗り込むことができました。

後で調べて見たところ、直通バスの936路バスは、徒歩5分ほどの別の場所から出るそうです。情報が錯綜しているよ、デマをつかまされた。待ってなくてよかったです。(><)

ちなみに、916路バスは、ほとんどの人が座れるまでバスを見送っていました。立ち乗りもできるみたいですが、高速道路も通りますし、乗車時間も1時間以上かかるので絶対にやめたほうがいいです。待っていれば、次のバスが数分で来ます。

バスは途中の高速道路で大渋滞つかまり、明珠広場まで2時間以上かかりました。5車線も、6車線もある巨大な高速道路なのですが、車の数はそれ以上。中国はどこに行っても人が多すぎです。

中国のバス路線を調べるには

北京のバスは、グーグルマップか百度地図で確認できます。日本で調べるなら、グーグルマップがいいでしょう。現地からだと、当局のインターネット検閲の関係でグーグルにはアクセスできないので、百度地図を利用するのがいいでしょう。

アンドロイドの場合、中国から「Playストア」にもアクセスできません。日本にいるうちに百度地図をダウンロードしておくことをおすすめします。これを知っていれば、936路バスも簡単に見つけられたのに!

百度地图 - Google Play の Android アプリ

もう、中国に行ってしまっている人は、百度のサイトからダウンロードすることができます。playストア以外からダウンロードしたアプリは、「設定」→「アプリケーション」「開発元不明のアプリ」にチェックを入れないと実行できません。

http://shouji.baidu.com/software/11385164.html

 

■明珠広場のバス停

個人タクシーをつかまえ、なんとか長城へ

明珠広場は、地域の中心地的な場所らしく、日用品を売っている大型スーパーやレストランがありました。食事をするなら、明珠広場で食べておいた方が良いです。長城のそばのレストランは、観光地価格でお高めでしたので。

長城に付近のレストランは、観光地価格になっており、お高めです。チェーン店なら通常価格ですが、中国の場合はチェーン店は高い上に、あんまり美味しくないですから、おすすめはしません。掃除とかは行き届いているというメリットはあります・・

バス停から、バスの進行方向に10メートルほど進んだところに、白タクがたむろしています。「慕田峪」と書いた看板を掲げている車が、何台も停まっていました。

ちょっと怖いなと思いながらも、勇気を出して、そのうちの1台に話しかけると50元で行くとのことでした。

簡単な英語は通じました。「慕田峪長城」と紙に書いて渡せば料金交渉などはたぶん英語でいけると思います。いきなり50元で提案してきましたよ。思ったより安かったので、すぐにOKしてしまいましたが、交渉すればもっと下げられたのかな〜

大きなワゴンタイプだったので、人が集まるまで待つのかなと思いきや、私一人を乗せると、すぐに走り出しました。
途中の道は、山中ですが整備された道路が走っており快適な道路。車からは小さな民間の観光施設(博物館など)が目につきました。

30分ほど走ったところで、真新しい建物の前で降ろしてくれました。最後にチケット売り場売り場

慕田峪長城ビジターセンター

ここが慕田峪長城のビジターセンターでした。センターでチケットを購入する様子。労働節のせいか、チケット売り場も長蛇の列でした。購入するだけで20分ほどかかっちゃいました。

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すいている窓口は、スライダーかロープウェイのチケット専用の窓口です。間違えないように注意してください。

チケットは60元。2枚のチケットを渡されます。バスのチケットと入場券のようです。
「バス??」と不思議に思いながら、ゲートの奥へ。ここには、お土産屋やレストランが立ち並んでいます。

 

レストラン街で昼食

お昼時なので食事をしようとレストラン街へ。
最初は吉野家に行こうかなと、のぞいてみたところ大混雑。
写真のメニューも、なんかあんまりおいしくなさそう。

別の店を見てみるとこちらはすいています。中に入って水餃子とお茶を注文します。
値段が高く、二つで80元。完全な観光地価格ですね。

餃子はおいしく、お茶もお湯を何回も追加してくれました。
店員さんが親切で、餃子の食べ方をレクチャーしてくれましたが、80元はちょっと高いなあ。

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またしても大混雑、シャトルバス

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さらに奥へすすむとシャトルバスのバス停が。
ここから長城まで、距離がありバスに乗らなければならない様子。
このバスがまたまた大混雑しています。
みんなきれいに並んではいるのですが、またしても30分以上待つ羽目に。

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混雑してるのに動かしていないバスもあり、みんなが待っている目の前で、運転手さんは呑気にご飯を食べたり、お茶を飲んだりしていました(笑)


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