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「旅」のことのはぐさ

Orient Travels of Hino

【岐阜・養老】名水で有名な、養老の滝の訪問。おいしい名水とレトロな観光設備に大満足!

岐阜

養老の滝、というと「居酒屋チェーン」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、岐阜県養老町にある、古代より知られる名瀑として存在しています。

大正時代に建てられた擬似西洋建築の駅舎 

最寄駅は、その名も養老駅。大正時代に建てられた、趣深い駅舎が出迎えてくれます。以前は、喫茶店が入っていたらしいですが、撤退してしまったので、そのスペースが地元ラジオ局のスタジオとして利用されているそうです。面白い、再活用法ですね。

今は珍しくなった、駅員さんによる改札です。電車の来る時間になると改札に駅員さんが来て検札してくれます。

ホームには特産品の瓢箪(ひょうたん)がつるされていました。

 こどもの国と養老ランド

駅から、山に向かって2キロほど歩いたところに、養老の滝があります。歩くのが嫌いな人は、土日のみですが、町が運営する無料バスで途中まで行くことができます。

駅を出て500メートルほど登ると、岐阜子どもの国という大きな公園があります。入場無料で楽しめるみたいです。子ども連れのファミリーで賑わっていました。

さらに滝に向かって歩いて行くと、今度は「養老ランド」という小さな遊園地がありました。こちらは、お世辞にも流行っているとは言えない状態でした。小規模な遊具が多いので、今の子どもは満足しないのかもしれません。貸切状態なので、小さいお子さんにはいいかもしれませね。

養老ランドを過ぎると、滝を見に行く観光向けの駐車場やお土産屋が建ち並び始め、いかにも観光地といった風情になってきます。

ここまでは、普通の道路でしたので暑かったですが、川の隣でかつ緑に囲まれているため、一気に涼しくなってきます。

養老孝行伝説と養老寺

養老寺というお寺がありました。養老孝行伝説で有名な、源丞内のお墓があります。

養老孝行伝説

親孝行で有名な息子が、父親に満足な量のお酒を買ってきてあげられないことをいつも悔やんでいました。一度でいいから、お父さんに存分にお酒を飲ましてあげたいというのが、息子の夢でした。

いつも願っていると、水にしてはえらく濁っている不思議な滝を発見します。少し飲んでみると、お酒の味がします。大喜びで滝の水を持って帰ると、お父さんに飲ませます。こんなうまい酒は飲んだことがないと大喜びで、たらふくお酒を飲んだとさ。さらに、お酒で満足してお父さんは若返って、元気になったそうです。

この伝説の主人公の息子が源丞内です。

名水「菊水霊泉」を堪能

お寺をすぎると、次は養老神社。通り過ぎて、滝に向かう人が多いですが、ここはちょっと立ち止まって、参拝していくことをオススメします。

有名な養老サイダーにも使用されていた名水「菊水霊泉」が養老神社の境内にあり、美味しいお水を飲むことができます。持っていたペットボトルにも入れて、家にも持って帰りましたよ。

養老孝行伝説も菊水霊泉の水が美味なコトを大げさに伝えたものと言われています。

ひしゃくがあるので、お水を汲むことができます。神社の階段の下でも汲むことができますが、こちらのほうが水源に近いです。

気のせいだと思いますが、下で呑んだお水よりも、境内で呑んだお水のほうがおいしかったように感じました。

個人的には、滝よりも大満足。忘れずにおいしいお水を体験していってください

 レトロな養老ロープウェイ

神社のすぐ、裏手に養老ロープウェイという、リフトがありますが、老朽化により運転が休止されてしまっています。運航再開のめども立っていない様子です。

リフトがあれば、登山をしなくて済むので楽チンなんでしょう。くだりでリフトに乗るのは、ちょっと怖そうな気もしますが(笑)

昭和チックな、レトロな看板がたまりません。職員の方の手作りでしょうか。スイス風の服を着た、女の子バージョン。

若い女性バージョン。こちらも時代を感じさせるデザイン。

神社やロープウェイの乗り場を過ぎると、道は山に入っていき、本格的な登り道に。深い緑に囲まれた気持ちのいい道です。

川の水量は、けっこう少ないです。伏水が多いのでしょうね。

ついに、養老の滝へ

ふと大きな石碑が目に入ると、その奥に白い滝が!!

ちなみに、この石碑は、元正天皇が養老伝説と水の美味しさに感動して、元号を「養老」に変更したときの故事を元にした詩が掘られています。平成29年が改元から1300年だったため、それを記念して新しく作ったものだそうです。

想像していたよりも小ぶりな滝。ですが、そばまで寄ってみると、本当にキレイな滝壺です。

真っ白な滝が美しい泉に注ぎ込む様子は幻想的です。観光客が多いのが少し興をそぎますが、これだけキレイな滝なら仕方ないですね。名瀑として称えられるだけは、あります。

冬の雪景色とあわせても見てみたいなあと思いますが、雪降っているときに、ここまで登ってくるのは至難の技でしょうね、なかなか辛そうです。

滝の横にさらに奥へ進む道があります。ここも忘れずによって行って欲しいポイント。少し歩いて行くと、崖にへばりつくように小さなお堂があります。

ここからお堂の正面の階段を登って行くと、階段の途中から緑の田んぼが延々と続いていく、真っ平らな濃尾平野を眺めることができます。(曇り空なのが残念。)

この奥に行くと、リフトの山頂側の降り場と駐車場がありました。歩くのが嫌な人は、上の駐車場まで車でくると楽チンでしょう。ただ、下に止めて、名水を楽しみながら、ゆっくり登って行くほうがオススメではあります。

実際に行ってみて

美しい名瀑と、おいしい名水を楽しむことができる養老の滝。ちょっとレトロな観光開発の施設も現役で残っており、ワタクシ好みの観光スポットでした。

今回、時間がなくて訪問できなかったのですが、養老天命反転地という巨大な芸術作品(作品の中に入って体感できる)が養老公園内にあります。たいへん、心残りで残念す。また、機会をつくって養老の地を訪れてみたいと思います。

汲んで帰った水もおいしかったです!訪問する際は、水筒を忘れずに!

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