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Orient Travels of Hino

【和歌山】和歌浦で最後の天然海岸が残る奥和歌浦へ

前回の散策の続きです。

新和歌浦から、徒歩で奥へ奥へと歩いて行くと、漁港に到着をします。

こちらが田ノ浦漁港。崖にへばりつくように、漁村があります。山に挟まれ狭い土地ですが、かなりの世帯数がありそうです。

漁港を越えると海水浴場が整備されています。規模は小さいですが、シャワーなどもキレイに整備されていますね。浪早ビーチという看板がたっていました。そばの片男波の海水浴場が混雑しているときなどは、いい穴場ビーチになるのではないでしょうか。

砂浜の端から、今度は山登りです。遊歩道があり、波早崎の突端まで行くことができます。この辺りは、遊歩道ぐらいしか、人の手が入っていないので、天然の美しい風景を楽しむことができます。

遊歩道は少し荒れており、途中にあった東屋は崩壊していました。柵も新しそうに見えますが、途中壊れていたりと心もとないです。

やっとのことで岬の突端に到着。

左手には先ほどのビーチと漁港

 私の行ったときは、天気が悪かったのでいまいちでしたので、グーグルマップから写真を引用させていただきました。写真を動かして、紀伊水道の大パノラマをお楽しみください。

 天気の良い日には、淡路島や友が島、そして四国を見渡すことができます。たいへんな絶景でしたが、とても風が強い。冗談抜きで吹き飛ばされそうでした。

右手には雑賀崎が見えます。ここ波早崎と、隣の雑賀崎だけが和歌浦周辺で天然の海岸線を残しています。

尾根を伝って道路に向かう途中に瀬戸内国立公園の石碑がたっていました。

もともとは、ドライブインがあってそこから遊歩道へと散策を楽しむことができたようですが、残念ながらこんな状態です。

ドライブインの駐車場の様子。駐車場もロープで囲ってあり、車を止めることができません。せっかくの美しい風景ですが、すぐそばから歩いて行くことができない状態となっています。かつては人々を迎えたであろう、アーチは寂しげ。

雑賀崎漁港へ向かって車道を歩いていると、「魚又楼」という立派な建物を持つホテルがありましたが、すでに閉鎖されてしまったのでしょうか?入口は固く閉ざされています。

魚又楼の向かい側です。地図では別館となっています。先ほどのビルの地下から渡り廊下を通って行くことができるみたいです。傾斜地に立っているので、このような複雑な接続方法をとったのでしょうね。渡り廊下の中は、立派な絨毯がひかれており、歩いてみたかったなあ。

雑賀崎漁港に到着しました。かわいい橋が堤防同士をつないでいます。

さらに先にある雑賀崎はも古くからの自然の風景が残るエリアですが、有料化されている場所が多くなっています。険しい崖や洞窟(現在は、歩道が崩壊して行くことができない)があり、本願寺が東西に分裂したときの党主で有名な、教如がかくまわれていたという伝説が残っています。

石山本願寺を信長に明け渡したときに徹底抗戦を叫んだ強硬派だったため、石山寺を出た後、雑賀衆の治める和歌山の地でかくまわれることになったと伝えられています。

 

私はここから雑賀崎漁港へと降りて、トンネルを通って帰ってしまったのでこの先の写真はありません。興味のある方は、「雑賀崎」と検索してみてください。いろいろとディープな「鷹の巣」や美しい風景の「番所庭園」などの記事をみつけることができます。

(終わり)

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