「旅」のことのはぐさ

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【大阪】第二の清水寺?大阪四天王寺のそばにある「新清水寺」に行ってきました。(後編)

こちらの記事の続きになります。

舞台が見えたら、すぐのところに奥へ行く細い路地があるので、さらに進んでいくと門が見えてきました。

門扉に、清水寺の文字が。今日はじめて「清水寺」の文字を見かけることができました。

門からまっすぐ進むと、「玉手の滝」という滝がありました。大阪では「唯一の滝」?とのことです。

京都の清水寺の「音羽の滝」にそっくりですね。規模は少し小さいです。崖に囲まれているので、写真でみる以上に圧迫感を受けます。水は煮沸しないと飲むことができないみたいです。

ロープが張ってあり、滝の中に入ることができないようになっていましたが、修行のためにつかうこともあるらしいです。

歴史を開設した看板がありました。

嘉永17年(1640年)に中興されたとありますから、相当古い歴史を持っているみたいですね。本家の清水寺は、平安京が出来る前からあったと伝えられていますので、そこと比べると新しいには違いないでしょうけれど、長い歴史です。

関東で、これだけ歴史を持ったお寺があったら、参拝客はたいへん多いでしょうね。このあたりは、大阪の歴史の長さを感じさせます。お寺の数も多いですよね。

一旦、本堂に戻り、上に登っていくと、清水の舞台があります。残念ながらコンクリートづくりになっております。浮世絵では京都の清水寺そっくりの舞台でしたので、建て替えられたのでしょう。

舞台のはじっこに鐘があります。モダンなデザインの鐘つき堂です。

舞台からの眺め。高層建築がない時代は遠くまで見渡せたことでしょう。左はじに、通天閣が見えます。

本堂は建て替え中で、仮本堂が下の赤いトタン屋根の小学校のような建物が使われています。 

境内修理工事は平成17年から行われているみたいですが、工事している形跡はありません。なかなか建て替えの寄付が集まらないでしょうか。四天王寺の子院になっているらしいですが・・

敷地は決して広くありませんが、お墓の数はたくさんあります。ここまで、びっしりと並んでいると壮観ですね。このあたりは、大都会らしさを感じさせます。

実際に行ってみると、非常にひっそりとした静かなお寺でした。観光で来る人は、すくなそうです。

 四天王寺に立ち寄り 

帰りに四天王寺に寄ってみました。境内でのポケモンGOが禁止されていました。リリースされて2週間ぐらいだったのですが、対応が早いですね。看板が、センスあります(笑)

本堂でお参りをしました。参拝客がひっきりなしに訪れてきます。

英霊堂という古びたお堂がありました。戦争で亡くなった方を祀っているらいです。何度かきていますが、いつもと違う方向から入ったのではじめてみました。

中には天井に巨大な龍の絵が描かれていました。だいぶ薄くなっていましたが迫力がありましたよ。残念ながら堂内は撮影禁止でしたので、写真はありません。

いかがでしたでしょうか。大阪にある「新清水寺」。四天王寺のすぐそばという、観光スポットの多い場所にありますのでご興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。大人気の、阿倍野ハルカスも徒歩圏内にあります。

information

有栖山清光院清水寺(新清水寺

入場料:無料

電話番号:06-775-5170

場所:〒543-0061 大阪府大阪市 天王寺区伶人町5−8

四天王寺

入場料:無料

(ただし、中心伽藍300円、庭園300円、宝物館500円)

電話番号:06-6771-0066

営業時間:24時間(お堂は夏季8:30~16:30、冬季8:30 ~ 16:00)

場所:〒543-0051 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18

公式サイト↓

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