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Orient Travels of Hino

上海の南京東路の老舗広東料理店で、朝ごはんに飲茶を堪能

上海でも飲茶がブームになっており、飲茶を提供するレストランが増えてきています。

しかし、香港や広東のように、朝ごはんの時間帯に提供しているレストランは、たいへん少なく、早いところでも午前10時ごろから、遅いところはランチタイムという状態です。

朝にゆったりとお茶を飲みながら、点心を食べるという飲茶文化は、忙しい現代にはなかなか合わないため、本場の広州や香港でもお年寄り中心という寂しい状態です。

ただ、観光客にとっては博物館や観光スポットが空いていない早朝に飲茶を楽しめると、日中の観光に影響がないというメリットがあります。

 

そこで、早朝からやっている飲茶が、上海にもないか探したところ、南京東路にある老舗の広東料理店「上海新雅粤菜馆」が、朝の7時30分から営業していることが判明。

今回、訪問してみました。

 

朝の南京東路です。中国名物の朝活をしている人がちらほらといますね。太極拳や社交ダンスをしています。

それ以外は人通りもまばらで、静かな雰囲気。 

新雅粤菜馆は1926年に創業の老舗広東料理店です。上海市の一番の目抜き通りの南京東路の719号にあります。東京で行ったら銀座に近い雰囲気で、老舗百貨店が軒を連ねる町です。

(残念ながら、南京東路はサギ師が多いので日本語で声をかけてくる人は無視しましょう。)

 

たいへん立派な店構えです。1階はテイクアウトのショップがあります。飲茶は2階になるので正面の入口から入ります。

ホテルが併設されているので広々としたロビーになっています。エレベーターに向かい2階を押すとレストランに入ることができます。

7時10分ぐらいに行っても、中に入れてくれました。地元のお年寄りはすでに話に花をさかせていました。

注文は、営業開始の7時30分から。時間になるとメニューが配られます。

 

まずはお茶を選びます。私は菊茶を選びました。(このメニューにないもっと安い基本のお茶もあるみたいです。)

続いて、メニューに食べたい個数を鉛筆で書き込みます。飲茶の場合は、一人3つが標準的な量とされています。食べたいからといって、あれもこれも頼むと食べ過ぎになっちゃいます。やはり、3つが、いちばんおいしく食べられる量だと思います。

菊の入ったお茶。プーアル茶に、菊の爽やかな味が加わっており、とても上品な味です。菊が少し癖があるので、好き嫌いは分かれるかもしれません。さわやかな味なので、脂っこい料理との相性は抜群です。

プーアル茶は、脂肪吸収を抑える効果もあるらしいです。点心とは、相性抜群のお茶です。

最初は春巻きを。一つ12元の点心です。

続いて野菜の蒸し餃子。

かじったところです。見事に緑色。

野菜の臭みは見事に消えており、さすがの老舗。肉がないので、ジューシさが、少し物足りないかな。

腐皮巻。湯葉に似た皮で包まれています。ちょっと味付けが濃いですが、食感がプリプリしていて、良かったです。かなり弾力があり、力を入れないと噛み切ることができません。

点心4つとお茶で84元になりました。4つも食べるとお腹いっぱいです。

 

こんな感じで朝ごはんに本場広東風の飲茶を楽しめました。

高給レストランでも朝の飲茶なら日本円で1,000円程度で食べれちゃうので、コストパフォーマンスは最高でした。

(終わり)

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