上海市内から地下鉄でアクセスできる水郷古鎮の嘉定に行ってみました(孔子廟・汇龙潭)
嘉定の最終編。嘉定の誇る孔子廟とその隣にある汇龙潭のご紹介です。
竹刻博物館からさらに南へ。
途中にはこんな面白い銅像が。古代の学者が現代のパソコンをいじる女性を興味深げに見ています。
孔子廟への門です。「才育」の額が智を大切にしていた古代の人の気持ちを伝えています。
孔子廟は、科挙制度の博物館となっており、無料で入ることができます。
中は、科挙制度に関する展示。
観光客は多いのですが、あんまり拝んでいる人はいないですね。
近年では再評価がすすんでいると言われていますが、まだまだ儒教は人気がないようです。
現代中国で活躍する知識人の展示もありました。中には若い女性の姿もあります。
孔子廟を出てすぐ隣に、汇龙潭公園があります。
事前情報を掴んでおらず、たまたま孔子廟に行ったときに発見をしました。入場料は5元(日本円で約80円)とリーズナブルなお値段だったので入ってみました。
下が全体図です。明の時代1588年に、人工的に池が作られ、庭園として整備がされました。水域を龍に、小島を真珠に見立てて、龍が真珠を飲み込もうとして廻っているように見えることから「汇龙潭」と名付けられました。
「汇龙潭」は、繁体字だと「匯龍潭」となります。
「匯」は水の流れる様を意味します。
「龍」については日本語と一緒ですね
「潭」は池や湖という意味です。
下を見えても、う〜んいまいちよくわからない・・
昔の人は想像力が豊かですね(笑)
丸い半島のようなところに楼閣が立っています。
小山の上に小さな楼閣を発見。
中に入って2回に登ると大きな鐘があります。
固定されているので、鳴らすことはできなそうです。
中にはメリーゴーランドを中心に遊具がありますので、子供連れも結構多いです。
遊具だけかと思いきや、その周りが意外にもいい雰囲気。遊具コーナーのそばも忘れずに見ていってくださいね。
規模は大きくないですが、いきなり楼閣が現れたり、壁を越えると雰囲気がガラリと変わったりと、いろいろ面白い公園です。
嘉定で有名なのは「秋霞園」ですが、私はこちらの汇龙潭の方が散策していて楽しめました。
今度はバス停に向かって大通りを通ると、こんなに華やかな商業地区となっていました。食事処も多そうですのですね。さきほどまでの伝統的な地区と背中あわせとは思えないです。
(終わり)
時間のあるときにまとめ編を作りたいと思います。乞うご期待を!
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