上海市内から地下鉄でアクセスできる水郷古鎮の嘉定に行ってみました(州橋老街と法華塔)
前回の記事の続きです。
法華塔へ向かって
秋霞園を一旦出て通りに戻り、博東路のバス停へ向かうと、途中に小さな小川と古びた建物が並んでいるのを通りの向かい側に見ることができます。
ちょっと寄り道をして、清代の古い町並みを堪能してみましょう。
水路が張り巡らされており、蘇州らしい町並み。川を越える前の道がメインの通りですが、レストランやおみやげ屋さんばっかりなので、川を越えた後のバス停よりも道の方が風情を楽しむことができます。
キレイに整備されていますが、土曜日でも人でごった返すほどの混雑はしていません。落ち着いて散策ができます。
石造りの太鼓橋を越えると法華塔が目の前に迫ってきます。
塔と橋を合わせてパチリ。青空ならもっといいんですが、あいにくの曇り空でした。
すぐ真下からの法華塔。登ることはできませんが、無料で敷地内に入ることができます。
州橋老街
州橋老街のメイン通り。先ほどの道の川の反対側にあたります。
こちらは商店街になっています。この方が現地の人は好きみたい。
買い食いしながら町歩きを楽しんでいます。ちょっと観光化されすぎて、雰囲気が損なわれていますね。
私は川沿いの道の方が好きです。
でも土曜日の昼までこの混雑量ですから、蘇州と比べたら落ち着いたもんです。
バス停のそばにあった博東広場。ただだだっ広いだけ。この公園は近代的なデザインになっています。
嘉定竹刻博物館へ
孔子廟に向かう途中に竹刻の博物館があるというので、訪れてみます。
車の入る場所も石畳になっており、景観保全に気を使っていることがわかります。
竹刻博物館は、花園酒店というホテルの中にあります。部外者が入っていいのか少し迷う外観ですが、宿泊していない人も訪問して大丈夫です。(宿泊客以外立ち入り禁止のエリアは、立ち入り禁止の看板が出ています。)
この花園酒店は、古いレトロな雰囲気を残しつつも近代的な設備を持ったホテルになっていました。ここに宿泊して夜の嘉定を楽しむことができたらいいですね。
竹刻博物館は無料で楽しむことができます。
嘉定博物館の分館という位置付けみたいです。竹刻とはそのなの通り、竹の彫刻です。
狭い館内なので15分もあれば見終わっちゃいます。老街と孔子廟をつなぐ途上にあるので気軽に寄りやすい場所にあります。
(続く)
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