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ウドンターニ駅の東側は、中国文化の発信地!

タイ東北部で、最大級の街がウドンターニです。 珍しく、市街地に駅が存在し、ナイトマーケットをはじめとして、多くのお店が駅の西側に集まっています。 大きなデパートや近代的なショッピングセンターから、昔ながらのマーケットに米軍が駐留していた時代に端を発するバービヤ街もあり、ウドンターニの中心となっています。

マイナーなのが、今回取り上げる駅の東側。大きな公園がありますが、池があるだけで見所にも乏しいため、訪れる人は決して多くはありません。

ウドンターニの道教寺院「本頭公媽祖廟」

しかし見逃して欲しくないのが、池のほとりにある媽祖廟。華僑の人たちが細々とお参りにきています。

媽祖廟とは  媽祖を祀った道教寺院のことです。  媽祖は、航海・漁業を司る女神様で、宗派にもよりますが、もっとも敬われている神様です。  華僑には絶大な人気を誇り、媽祖廟はアジア各地に存在します。また、台湾・香港の港町や漁村には必ずあると言ってもいいほどです。  中国本土では、文化大革命の時代に道教が弾圧されたため、他の中国文化圏ほど一般的ではありませんが、現在は政府による弾圧はなくなり、少しずつ再建されつつああります。  また、日本にも2006年に横浜中華街に横浜媽祖廟が建設されました。

宿泊していたゲストハウスのそばを歩いていると偶然媽祖廟の門を発見したのが訪問のきっかけでした。

お参りしようと、線香を買い求めると、参拝の順序を丁寧に教えてくれました。 写真付きで英語表記の参拝方法を説明した看板もあるので、正しい順番通りにお参りすことができます。道教の文化を周りに知ってもらおうという努力の跡が感じられますね。

なぜ、内陸部のウドンターニに媽祖廟なのかは、若干の疑問を感じないでもないですが、この地に住み着いた華僑が建てたものでしょう。媽祖廟らしく、海とはいきませんが、大きな池のほとり建てられています。

中国文化中心”Thai-Chinese Cultural Centre”へ

そして、すぐそばにあるのが、中華人民共和国の支援で建設されたであろう、中国文化中心。中国文化の紹介センターといったところでしょうか。

媽祖廟のそばにあったので偶然に発見。真新しい建物で、中には中国風の庭園が整備されています。池には真っ赤な錦鯉が泳いでおり、塀の中は完全にチャイナ。

受付で名前を書けば、無料で入ることができます。本当に入っていいのか、ドキドキしながら、入館したら美人なお姉さんが、微笑みで歓迎してくれました。(華僑じゃなくて、タイ人の方でした。)

本土の施設よりもキレイに整備されており、美しいです。 中国では、真新しい建物もなんかヒビが入っていたり、タイルが落ちていることがありますからね。何十年も前の建物の方が丁寧につくられているような気がします。

施設オープンの際には、タイ王族の方も来たみたいです。タイと中国も結びつきが強くなっていますから、国家レベルで後援しているのでしょう。

原寸大の中国の生活を紹介してジオラマがあったり

祭礼の様子を紹介しているコーナーも

中国の生んだ偉大な哲学者である孔子や道子の紹介コーナーもあります。

実物大の模型や動画を使った展示が多いので、英語が苦手なワタシでもなんとなくわかりました。

また、博物館スペースの横には、喫茶スペースがあります。茶藝館といった雰囲気。。

大好きな中国茶を楽しむことができて大満足。いろいろなお茶がありましたよ。冷たいドリンクの方が現地の方には人気みたいです。 お湯がなくなると、ちゃんと足してくれましたので、長居しちゃいました。

おそらく中国政府が地元の人への、自国文化の紹介のためにつくったのでしょう。媽祖廟は、地元の華僑が建てたのでしょうから、経歴はだいぶ違うような気もしますが、隣同士にあるので、仲良くやっているのでしょう。

まさか、タイで本格的な中国文化に触れ合えるとは、サプライズな1日になりました。

中心部から歩いていける場所にあるので、気軽に訪問してみてくださいね。

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