タイ・ラオス友好橋でノンカーイからビエンチャンへ国境越えをしてみました。
昨年の12月にタイ・バンコクからラオス・ビエンチャンまで寝台列車とトゥクトゥクを乗り継いで訪問しました。まずは、ノンカーイからビエンチャンまでタイ・ラオス友好橋(フレンドシップブリッジ)で国境を越えた時の出来事から。
友好橋のラオス側イミグレーションは複雑です。3章「ややこしいラオスのイミグレーション」に手続きの方法を掲載していますので、これからタイ・ラオス友好橋を越える方はぜひ参考にしてください。
ノンカーイの町のバスターミナルへ。
ノンカーイからビエンチャンへの国際バスが、ノンカーイの市街地にあるバスターミナルから出発しています。もっとも楽で安く行ける方法らしいのですが、出発時間10分ぐらい前に行ったら、満車で乗れませんでした。しかも、次のバスは2時間後の上、チケットを時間が近くなるまで販売してくれませんでした。
ちなみにバスの時間は、7:30,9:30,12:40,14:30,15:30,18:00で、1日6本です。
私が乗ろうとしたのは12:40のバスでした。結構、地元の人に人気があるみたいですので、早めにチケットを購入するのが吉かも。
《ビエンチャンからの時間が知りたい方は、こちらの記事を参照ください。》
ノンカーイから友好橋までトゥクトゥクで
待とうかなあとも思ったのですが、トゥクトゥクのおっちゃんが60バーツで国境まで連れて行ってくれるとのこと。国境から先にもトゥクトゥクが待っており、バスがなくても行けるみたいです。正規料金よりも安かったのでお願いしてみました。
ノンカーイのバス停にあったトゥクトゥクの値段表です。(2015年12月時点)
バスステーション(町の中心にあります。)ーフレンドシップブリッジ(友好橋)
までは80バーツです。
ちなみに、旅行者の利用が多そうな区間の料金は下記の通り
バスステーションー鉄道駅 60バーツ
鉄道駅ーフレンドシップブリッジ(友好橋) 30バーツ
これより高かったら、ボラれてますので交渉しましょう♪
交渉すれば、もっと安く行けるかも?
バスステーションから友好橋までは15分ぐらいで到着。
乗れなかったバスを途中で追い越しました。
やった〜〜。
ゲートの前で降ろしてくれ、左側を進んで行けと教えてくれました。
ちょうど、お昼どきになってしまったので、ラオスに入るまでに食事をしたいなあと思い、ゲートのそばにあった料理屋に入ります。
「何にする?」といきなり聞いてくるのですが、メニューがないとわからない。
メニューは、お願いしたらでてきましたが、値段がのっていない。
怖い
ご飯を食べていると、後から入ってきた華僑の業者らしそうなおっちゃんが、お前は何人だと聞いてきます。「日本人」と答えたら、なんか知らないがえらく喜んでました。この店に、旅行者が来るのは珍しいみたいです。
結局チキンライスが50バーツぐらいで、ぼったくられたりしませんでした。
これなら、メニューにきちんと値段のせて欲しいわあ。心配して損しちゃいました。
タイでの出国手続きを終え、友好橋越え
ゲートの様子。国境らしい、猥雑な雰囲気です。
タイのイミグレーションはスムーズです。ごく普通に終わり。
イミグレーションを出たところからラオスのイミグレーションまでシャトルバスが20バーツで出ています。歩いて国境を越えるのは禁止行為なので、個人の場合はバスに乗るしかありません。(このバスがものすごくオンボロでした。写真を撮り忘れたのが残念。)
メコン川の景色。国境とは思えないほどのどかな風景。筏で荷物を運んでいました。いつのまにか、左から右へ車線が変更になっています。
ややこしいラオスのイミグレーション
ラオスのイミグレーションではPAYPASSという、電子システムを導入しており、めちゃくちゃややこしいです。
- 右側に見えるガラス越しの窓口で税金5バーツを払い、ICカードをレンタルします。(CUSTOMS FEE POINT BY PFID SYSTEM という窓口です。パスポート提示が必要です。早朝や夜もしくは休日は45バーツもかかるみたいです。)
- 左側の奥にある窓口で入国審査を受けます。(ARRIVAL と書いてあるところ、入国カードは審査官が持っているので列をかき分けて先頭まで行き、最初にカードをもらいます。その後、カードを書いてから列にもう一度並びます。)
- 自動改札機みたいな機械でICカードを入れるととゲートが開きます。
これで、やっとラオスに入国です。ICカードを借りるのがわからなくて、係員に聞くと「あそこでもらえ」と指差して教えてくれるのですが、どこを指しているのかよくわからず、入国審査のところやビザのところなど色々な窓口に行ってしまいました。(みんな指差して教えてくれれるのですが、窓口同士が近くてどこだかわからない。)
入国カードも、どこでもらったらいいのか書いてあるわけではなく、現地の人たちを見よう見まねでなんとかしました。
いっしょに並んでいた韓国人の旅行客も自動改札機みたいなころでわけがわからくなって悩んでました。もう少しわかりやすくして欲しいですね。
(出国時のICカードは無料です。なんのためにあるんだろう?)
乗り合いトゥクトゥクでビエンチャンへ
出国したところにATMがあったので、クレジットカードのキャッシングでラオスの通貨、キープを出金。両替所もありましたが、結構こんでましたね。ATMは何台かあるのですぐに下ろせました。
出国したところから路線バスがでてるはずなのですが、よくわかりません。
キョロキョロしていると目ざといトゥクトゥクの運転手が声をかけてきます。ビエンチャンまで100バーツとのこと。その値段ならまあいいかと思って、ついていきます。
乗り合いで、人数が集まるまで5分ほど待ってから出発。最終的に6人ぐらい乗ってたかな。私以外は、現地のタイ人かラオス人ぽっい。
途中で降りたり、乗ったりがあり、だいたい40分ぐらいで、ビエンチャンの街中に到着。タラート・サーオのあたりで降ろしてもらいました。
約1年ぶりのビエンチャン、建設中のビルが増えてきているような気がします。ラオスも経済成長の波にのりつつあるのでしょうね。
今回の旅行の他の記事で〜す。
クアラルンプールからビエンチャンへエアアジアで訪問したときの記事はこちら
(大幅に加筆修正をしました♪)