前回の記事の続きになります。 観瀑台は役立たず?遠景からの滝姿 お不動さんを後にして、先ほど通り過ぎた観瀑台へ向かいます。 駐車場から100メートルほどでしょうか。白い観瀑台が整備されていますが、登っても木がじゃまで肝心の滝はまったく見えない、…
布引の滝と言うと、神戸市生田川の滝が有名ですが、熊野の地にも同名の名前を持つ、滝が存在します。神戸の布引の滝に知名度は、劣るとはいえ、日本の滝100選にも選定されており、巨大な花崗岩の一枚岩を流れる姿と美しい滝壺は大変見応えのある景色でした。…
日本書紀の国生みの舞台として登場する、日本誕生の舞台とも言える神社。花の窟神社。社殿が存在せず、巨大な岩が神体となっています。 熊野地域は古くから続く、神仏融合の自然信仰が今なお残っており、明治以降の国家神道として、整理される以前の時代の信…
世界遺産にも認定された名勝「鬼ヶ城」その名の通り、鬼が住むかのような絶壁を細い遊歩道がつないでいます。 新しくリニューアルされたばかりの、鬼ヶ城センターは付近の観光の拠点にもなっています。
養老の滝、というと「居酒屋チェーン」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、岐阜県養老町にある、古代より知られる名瀑として存在しています。 大正時代に建てられた擬似西洋建築の駅舎 最寄駅は、その名も養老駅。大正時代に建てられた、趣深い駅舎が…
前回の散策の続きです。 新和歌浦から、徒歩で奥へと歩いて行くと、漁港に出ました。 こちらが田ノ浦漁港。崖にへばりつくように、漁村があります。山に挟まれほとんど平らな土地はありませんが、家がびっしりと建っており、かなりの世帯数がありそうです。 …
和歌浦は、和歌山市南部にある名勝の地です。 古くは、万葉集の時代から、和歌にその美しさを歌われ、和歌山の名の元になりました。 明治時代になると、鉄道の開通により多くの人々が気軽に訪れることができるようになり、人気が高まります。当時の和歌浦は…
100年前の旅行の持ち物は、どうだったのでしょう。海外渡航といえば、船旅だったぞ時代、現代の旅行よりもはるかに長い時間がかかったことでしょう。その旅の荷物は、どうだったでしょうか?大正時代のガイドブックから辿っていきます。 身分によって異なる…
上海の地下鉄案内図を見ていると「静安寺」と名前のつく駅が街の中心部にあるのに気づきます。 ド派手なキンキラキンのお寺、ちっとも「静」でも「安らか」でもない 上海に来たので、1回ぐらいは寺に参拝しようかなと、気軽な気持ちでの訪問。繁華街のど真…
パスポートの申請というのは、今でも結構な手間がかかりますが、100年前の大正時代はどうだったのでしょうか? 大正11年発行の海外旅行研究(海外事情研究会編)という本に、当時の旅行ノウハウが掲載されていましたので、ご紹介をしてみたいと思います。 対…
北京で一番の庭園、頤和園の第一弾。蘇州の町並みを再現した、頤和園蘇州街に行ってみました。
バンコクで、詐欺に遭遇しかけたときの思い出を二つご紹介したいと思います。 ワット・ポーの目の前で バンコク三大寺院と称えられ、巨大な涅槃仏で有名な、ワットポー。バンコク観光では、欠かせない名物観光地です。中でマッサージをやっているという面白…
ラオスのシンボル的な存在の仏塔(パトゥーサ)のタート・ルアンを訪問しました。その前にある巨大な広場やささやかな遊園地についても。
近鉄湯の山線で気軽に訪れる、「湯の山温泉」に行ってきました。 名古屋から、近鉄名古屋線に乗り、近鉄四日市駅へ。ここから湯の山線に乗り換え、終点湯の山温泉駅へ。 (本数は少ないですが、名古屋からの直通特急もありました。近鉄四日市駅と四日市駅は…
日本一大きなからくり人形「大入道(おおにゅうどう)」が登場する、三重県四日市市のお祭り、大四日市祭に行ってきました。他にもリアリティ満点の大名行列や美しい獅子舞なども開催されていました。
マレーシアの国立博物館。その名も単純に「National museum」です。マレーシアの歴史に関する展示を主としており、マスジッドネガラのそぐそばにあります。 クアラルプール駅、KLセントラル駅から徒歩で行けます。 (KLセントラルから、距離は近いのですが、…
LRTの"Bandaraya"駅前に、懐かしい赤い「まるちきり」のSOGOロゴを掲げるデパート。 もともとは、そごうグループの39番目の店舗として、1994年に設立されました。今は、無くなってしまいましたが、ペナンそごうが1989年に設立されていましたので、…
中国最古の歴史を持つ、動物園。動物園としてだけでなく歴史散策も楽しめます。でもやっぱりメインは、パンダですね。朝に行ったら食事をしてました。
中国の航空会社を使ったら、水平飛行に入っても、スマートフォンを機内モードで使っていたら怒られちゃいました。中国東京の指導で機内ではスマートフォンの利用が一切禁止だそうです。
深センに旅行に行ったときのことです。 買ったばかりの切符が改札口に入ろうとするとあら不思議。購入したばかりの切符がいつまにか消えていたというお話です。
5年ぐらい前のことですが、大学の仲間たちと韓国・ソウルに旅行に行ったことがありました。当時は、円が高く日本からたくさんの旅行者が免税店をひっきりなしに訪れていた時代です。 ノボテルそばの新羅免税店でお買い物をして、さあ明洞へ昼食を食べに移動…
上海万博における最大級のパビリオン「中国館」、特異な形状から記憶にある方も多いと思います。 現在は、中華芸術宮として巨大美術館に生まれ変わり、ルーブル美術館を質・量ともに凌駕するという野心的な目標のもとに整備が進められています。 中華芸術宮…
上海万博跡地の訪問記。現役施設と廃墟の両方を回っていきます。南の再活用がすすむパビリオンと荒れるにまかされている北側のパビリオンを回りました。
観光で賑わう鳥羽の中にあるにも関わらず、建築物が再建も残存もしていないことから、マイナーな観光スポットになってしまっている鳥羽城。 近年、入り口付近のみ、少し整備されましたが、長いあいだ鳥羽小学校の建物の敷地やグランドとして使用されていたこ…
こちらの記事の続きになります。 舞台が見えたら、すぐのところに奥へ行く細い路地があるので、さらに進んでいくと門が見えてきました。 門扉に、清水寺の文字が。今日はじめて「清水寺」の文字を見かけることができました。 門からまっすぐ進むと、「玉手の…
大阪市立博物館には、江戸時代の観光名所の浮世絵を展示しています。 大部分は今も続く有名どころの寺社仏閣でしたが、その中に「新清水寺」という有名な清水の舞台と見間違うような浮世絵を発見。 昔はこんな面白いお寺があったんだなあ。と思い記憶に残り…
上海でも飲茶がブームになっており、飲茶を提供するレストランが増えてきています。 しかし、香港や広東のように、朝ごはんの時間帯に提供しているレストランは、たいへん少なく、早いところでも午前10時ごろから、遅いところはランチタイムという状態です。…
嘉定の最終編。嘉定の誇る孔子廟とその隣にある汇龙潭のご紹介です。 竹刻博物館からさらに南へ。 途中にはこんな面白い銅像が。古代の学者が現代のパソコンをいじる女性を興味深げに見ています。 孔子廟への門です。「才育」の額が智を大切にしていた古代の…
古い町並みを楽しむことができる、州橋老街を通って法華塔へ。そのあとは、竹刻の博物館へ向かいます。
こちらの記事の続きです。嘉定の第2弾になります。上海5大庭園と讃えられる秋霞圃を訪問します。 嘉定博物館から秋霞圃へ 嘉定博物館の次は、すぐ裏手にある庭園「秋霞圃(チウシャープー)」に行ってみましょう。博物館のすぐ隣の路地から入ることができ…