飛行機の預け荷物がアブダビでのトランジット中に暑さで大変なことに!!(海外旅行の失敗談6)
ヨーロッパへ、名古屋からの直行便がない都合と飛行機の料金の安さからアブダビ経由で行きました。往復10万円だったんです。結構安いでしょ。
行きにアブダビ、帰りにはドバイの日帰り観光が楽しめ、トランジット自体は大満足!また、行ってみたい。
ただ、ひとつ問題が・・・
イタリアでおいしいチョコレートをたくさん買ってきたんです。
それが、それが
全部溶けちゃってたんです。
アブダビの気温は、最高50℃に達することもある超激アツの世界。
荷物が日光の当たるところに置いておかれたのか。
チョコレートが溶けて袋の中が真っ黒。
包み紙もチョコレートまみれ。
一生懸命、包み紙をとって家で食べましたが、お土産にと考えていたのを急遽、自宅用に変更して、付き合いの浅い人にはお土産なしにする羽目に。
暑いところでトランジット(乗り換え)する時は、温度変化に弱いものは手荷物にしましょう。まさか、こんなことになるとは予想もしませんでした。世界は広いですね。
以上、海外旅行の失敗談でした♫
関連情報
アブダビトランジット時の一日観光の思い出です。
アブダビ空港って、無料のシャワーまであるんです。1日観光後に出発まで空港で寝ていた時の話です。
【UAE・アブダビ】乗り換えの1日でアブダビ観光!(後編・デザートサファリツアー)
この記事の続きになります。
インターコンチネンタルホテルへ
マリーナモールでのショッピングを終え、デザートツアーとの集合に指定した、「インターコンチネンタルホテル」へ。大理石が敷き詰められたロビーには、大きな胡蝶蘭が飾られています。アラブ圏でも胡蝶蘭ってあるんですね。
ロビーでは、パリッとしたカンドゥーラ(白く長い布をかぶったアラブの民族衣装)を来た、スーツを着こなした欧米人と商談をしています。石油関係の商談なのかな。
ロビーのソファーでゴロゴロと休憩をしていると、ツアーの係の人が迎えにきてくれます。いくつかのホテルに寄って、参加者をピックアップすると、世界遺産のあるアルアイン方面へ高速道路を突き進んで行きます。
日帰り観光でツアーの集合場所を悩んでいる方に
デザートツアーを予約するときに、集合場所は、「市内各地のホテル」OR「空港」のどちらかとなっていました。今回は、宿泊なしのトランジットなのでホテルを指定することができず、市内からアクセスの良かった「インターコンチネンタルホテル」を勝手に指定してしまいました。集合時間の30分ぐらい前からホテルのロビーでのんびりと待っていたら、ツアーの人が探して問題なく集合することができました。いちよう海外でも使える携帯電話まで用意しましたが使うこともなく、見つけてもらうことができました。
空港を指定すると市内から戻るのに時間がかかるので、ホテルを指定したほうが楽かと。反対に帰りは、空港を指定すればすぐに飛行機に乗れるので楽チンです。ツアーによって集合場所に空港を指定できるかどうかが分かれるので、何社かのツアーを比較してみるといいでしょう。料金は、どこも似たり寄ったりで、だいたい80USドル前後です。アブダビ発とドバイ発があるので間違えないようにご注意を。
私は日本語で予約できた、VERTRAというサイトで予約しました。探した限りでは、日本語で予約できるのはここだけでした。
「インターコンチネンタルホテル」はロビーにイスが多いので、集合しやすいかも。地下には喫茶店兼バーもあるので時間も潰すことができます。ちょっと高級なホテル感があるので、汚れた格好で入るのが気がひけるのが玉に瑕。
モスク付ドライブインで休憩
1時間弱、走ったところでドライブインで休憩。他にもデザートツアーらしい、車がたくさん停まっています。ちょうどお祈りの時間らしく、ドライブインに併設された小さなモスクに運転手さんたちが入っていきました。小さなモスクの入口にあふれんばかりの靴が並べてあります。
アブダビのドライブインには、必ず横に小さなモスクがついていました。お祈りの時間に休憩を兼ねて、立ち寄るんでしょうね。
私たちは、トイレの休憩などを済ませます。軽食なども食べられるようになっていましたが、ツアーにはご飯もついているのでここはガマン。
いよいよ砂漠へ
ここから、高速道路を外れ、砂漠の中の道に。ここからは2台で隊列を組みます。万が一が会ったときに救援をするため何ですかね。他のツアーも見かけましたが、数台で隊列を組んでいました。砂漠に入る前に、いったん停車してタイヤの空気を減らします。
ここから砂漠に入ります。最初は、小さなアップダウンから、だんだんと大きなアップダウンへ。上がっては、下がりすごい迫力です。それまでつまらなそうに運転をしていた運転手さんが急にやる気がみなぎってきているのが目に入ります。危ない運転するの好きなのかな?
途中で降りて撮影タイム。エンジンが熱くなりすぎないようにボンネット開けて、車も休憩。
遠くに放し飼いのラクダが見えます。アップダウンが激しいのわかりますでしょうか。この小山を上がったり下がったりを繰り返すので、乗っているとかなりの迫力があります。
続いてラクダ牧場へ。柵がなく、放し飼いです。ウェー、ウェーと喉から絞り出すような声でラクダが鳴いています。草を一心不乱に食べていて、左側の二匹は首が交差しています(笑)目がキラキラしていてかわいいです。
ベドゥイン風のキャンプへ
食事をしながらもウンチをボトボト落とすので、あたりはウンチだらけです。草食のせいかあんまり匂いはありませんが、結構な量です。
少し場所を移動すると、夕食会場のテントに。屋外会場です。
バギーやサウンドボード(スノーボードの砂漠版)、ベドウィン衣装体験、ラクダ試乗が用意されており、体験し放題。
サウンドボードにご注意
サウンドボードに挑戦した若い女性が捻ってしまったのか、途中で帰られました。海外で怪我をするとせっかくの旅行が台無しになってしまいますし、言葉の通じない中、病院に行くのも大変だと思います。体験する際には十分にご注意を。
ラクダ乗りを体験してみました。このラクダくん、乗られるのが嫌なのか「ウェー、ウェー」と声を出して、乗ってる間、イヤイヤ歩いているのが丸わかり(笑)
一周して、ゴールにつくと、今度はしゃがむのがイヤなのか、ラクダ使いのおじさんの指示に従いません。ムチでパチリとやられてやっとしゃがむ始末でした。
イヤなところ、乗せてくれてありがとうね。
暗くなってくると、食事が出てきます。ドリンクも飲み放題。
美味しいかと言われると微妙ですが、アラブらしくて旅行にきた雰囲気は満点です。
夜が段々ふけてきます。周りに明るいものがないので星がとってもキレイ。
水タバコも体験させてくれます。普通のタバコよりは吸いやすかったです。普段は吸わないので、思いっきり吸うと、ちょっと頭がクラクラします。
最後にベリーダンスが行われて終了です。ベリーダンスは正直、しょぼかった。
結構、砂漠のクルーズもキャンプの食事も長い時間が取られていて、ゆったりと満足できる内容。やっぱり砂漠を見たい、という人には一通りの内容がパッケージングされているのでいいと思います。
アブダビでの1日を過ごして
最後は、直接アブダビ空港へ送ってもらい、アブダビでの1日が終了しました。たった1日ですが、モスクに行って、ヘリテージビレッジに行き、最後に砂漠にまで行くことができて、満足できる1日でした。ショッピングセンターにより、スーパーマーケットを見たのも、良い思い出です。
知らない国へ行くのってやっぱり楽しい!と思える1日になりました。
(終わり)
帰りにもアブダビ空港を経由しました。次は、ドバイへ。乞うご期待。
関連情報
デザートツアーの後は、砂だらけ。アブダビ空港のシャワーには本当に助けられました。
今回の記事の最初から
訪問前にぜひとも読んでほしい1冊
日本からUAEへお嫁に行った、「サダムなおこ」さんのエッセイ。アラブの風習や暮らしぶりについて、現地で長く生活した経験から紹介できることが満載されています。日本のマスコミ報道で聞くと、「あれ?」と思ってしまうことについて、現地からの視点を知ることができます。日常生活からスタートしてだんだんと社会や風習に絡めていく展開ですので、国際情勢は疎いという方でも楽しめる本になっています。
この本を読むことで、ほんの少しですがアラブ文化というものについて理解できたように感じます。ぜひとも、UAEを訪問する前に読んでいただきたい1冊です。
〜もう1冊読むなら〜
サダムなおこさんが書かれた、「アラブからこんにちは」も面白いです。UAEへ行ってお嫁に行って苦労しながらも、前向きに生活していく日常が綴られています。「ようこそアラブへ」はこちらの続編的な内容になっていますが、旅行の前に1冊ということでしたら、アラブ文化の風習が中心に書かれている「ようこそアラブへ」をオススメします。
【UAE・アブダビ】乗り換えの1日でアブダビ観光!(中編)
この記事の続きです
シェイク・ザイード・モスク
入口ををくぐって、メインの礼拝室へ。ロビー以上に豪華絢爛。メッカの位置を示すくぼみ、ミフラーブも金で装飾されています。
照明は、とんでもなく巨大でカラフル。これが巨大なホールに3つも設けられています。一個ですら、多分僕の家には入りません(笑)
内部も植物が象られた幾何学的なデザインが中心になっています。驚くことに巨大な絨毯は1枚ものです。後で調べてみたら、世界最大のペルシャ絨毯とのことです。とにかくゴージャス。壁のタペストリーみたいな模様も一つづつ石がはめ込まれています全てに膨大な手間がかけられていることが素人の私でもわかります。
ここで屋内の見学は終了。中がエアコンが効いていたので、外に出るとあっつい。
モスクの中で小さな鳥が休んでいました。鳥もひなたじゃあっついのでしょう。
アブダビに行く人は、乗り換えだけの場合でも、いったん出国してこのモスクだけでも見てみてはいかがでしょうか。空港からならタクシーで30分ほどで到着することができます。
モスク内のカフェでラクダアイスに挑戦
通路を通って敷地の反対側へ向かいます。
通路の反対側から礼拝堂を。数え切れないほどのたくさんのドームで構成されています。真っ白な大理石とアクセントに金色のメッキ。
モスクの敷地内に、喫茶店とお土産屋さんがあります。暑くて疲れたので休憩することに。WiFi-Freeと書かれていましたが、どこにもパスワードが書いてなく、店員さんも忙しそうだったので聞けずじまい。
珍しいラクダのアイスが売っていたので、購入して見ました。初めての味にドキドキ。
一口食べて見ると・・
変なクセがあってマズイ。めっちゃマズイ。
アイスの味が消えるほどの、なんとも言えないエグミがあります。頑張ってなんとか食べましたが、キツかった。
ここには観光客が多いなと思って見てみると、もう一つの出口が。あのタクシーめ!と思いますが、入口で手荷物を預けさせられたので、こちらから出るわけには行きません。さっきの出口でタクシーなんか見かけなかったのに(泣)こっちから出たい。
ヘリテージビレッジ(歴史村)
入った入口から出ると、タクシーが奇跡的に1台停まっています。警備の人とくっちゃべっていますが、近づいたら「どうぞどうぞ」と。愛想の良い運転手さんで、日本から来たというと、このタクシーは、トヨタのカムリだが日本車は最高だと褒めてくれました。自分の国が褒められるとちょっと嬉しい。
もともとは、ショッピングセンターに行くつもりでしたが、運転手さんがそばにあるヘリテージビレッジ(歴史村)をおすすめしてくれました。伝統的なアラブの暮らしが再現されている公園です。
もともと行こうかどうか迷っていたので、おすすめに従い行って見ることに。
公園の海岸から海を。都市の目の前にも関わらず、水が透き通っていて、魚がいるのが見えます。ゴミもなく、キレイな水色。中東の海ってこんなにキレイなのかと、おどろき。
砂漠を再現したゾーンにはラクダがいます。サンダルで行きましたが、隙間から入ってくる砂がめちゃくちゃ熱い。 気温は40℃を超えているでしょう。
牛もいました。日差しを避ける屋根がついていますが、それでも熱いのか。あまり元気がありません。人にも動物にも厳しい気候です。
伝統的なベドウィンの住居。石造りで簡素なつくり。これでも日差しが避けられるので、外よりはだいぶ暑さが和らぎます。
テント住居も。こちらも日差しが避けられるので、外にいるのとはだいぶ違います。雨がほとんど降らないので、こんな簡易的な建物でも大丈夫なのでしょう。
伝統的なモスクもありました。先ほどの巨大なモスクと比べると、本当にささやか。伝統村のモスクでしたが、女性は立ち入り禁止です。
小さな博物館コーナーもありました。石油が出る前は、主に漁業をして暮らしていたようです。真珠が主要な産物だったようです。この熱い中、船に乗るのは本当に辛い生活だったことでしょう。
昔のアブダビの様子。戦後直後あたりの様子。住居はテント作りのような簡易的な建物が多いですね。石油が出るまでは、厳しい暮らしだったようです。
伝統村、外にあるので暑いのが辛いですが、アブダビの歴史や伝統的なアラブの生活を体験できて結構面白いです。海外旅行が好きな人なら楽しめると思います。
ただ帰りにタクシーが待っていません。かといって最寄りのショッピングセンターまでは1キロほどあります。少し待っていれば、歴史村を訪れる観光客がタクシーに乗ってくるので、それをつかまえましょう。私たちは10分ほど待ったら捕まえることができました。
歩いて行くのはやめたほうがいいです。この暑さですので、日本で歩く1キロと同じように考えないほうがいいです。
マリーナ・モール
続いて訪問したのが、歴史村のすぐそばにあるマリーナモールというショッピングセンターへ。子ども連れをメインとしているのか、内部に遊び場所があり、楽しいショッピングセンター。
巨大な子ども向け運動施設。結構な高さまでぴょんぴょんと飛び跳ねていて、大人の私でもちょっとやってみたくなります。
なぜか、マンモスの骨も。
ここでちょっと遅めの昼食をとります。ショッピングセンター内のレストランは、値段はどこも1000円〜2000円ぐらい。日本よりは少し高め。アラブ風のお店が見つからなかったので、ヨーロッパ風なランチをとりました。
地下には、スーパーマーケットが入っています。野菜は日本とあまり変わらず。値段は、気持ち日本よりも安いです。
面白かったのが、スーパー内でケバブを売っていたこと。それも3つも肉塊がぐるぐると。それぞれ肉や味付けが違う種類でした。お肉の香りがして、食欲をそそられます。
食材の1ロットが日本よりも大きなサイズなのが印象的でした。ちょうど、コストコみたいなサイズが標準みたいな感じです。大家族が今でも一般的なんでしょうね。
ラクダの今度はミルクに挑戦をしてみましたが、アイスクリームと同じ。
まずい
エグミがあってまずい。
今回の旅行で、ラクダのミルクはクセがあってまずい。ということを学びました。
(続く)
夕方からは、日本から予約したデザートサファリツアーに参加します。
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アブダビ空港の体験記です。
エディハド航空初登場時の体験記です。